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2005/11/17のBlog
[ 20:40 ] [ 文化財を訪ねて ]
中門で記念写真、バス2台分(80名)を一度に撮るつもり。中門の間から大仏殿が見え、写真の背景に納まった。(記念写真は、ここをクリックしてください)
[ 20:39 ] [ 文化財を訪ねて ]
[関連したBlog]
バス2台80名の参加。7時に出発。バスガイドさんの話を聞きながら
バス2台80名の参加。7時に出発。バスガイドさんの話を聞きながら
東大寺南大門(国宝)と金剛力士像(国宝)
天平勝宝四年(752)に創建された東大寺の正面で、十二世紀後半の台風による倒壊や治承の兵火を得て、重源上人が宋の技術を導入してつくらせた、いわゆる「大仏様式」の代表的な建物で重層入母屋造りの五間三戸二重門で、ただ下層は天井がなく腰屋根構造である。また、屋根裏まで達する大円柱十八本は21メートル、基壇上25.46メートルに達する我が国最大の山門である。
天平勝宝四年(752)に創建された東大寺の正面で、十二世紀後半の台風による倒壊や治承の兵火を得て、重源上人が宋の技術を導入してつくらせた、いわゆる「大仏様式」の代表的な建物で重層入母屋造りの五間三戸二重門で、ただ下層は天井がなく腰屋根構造である。また、屋根裏まで達する大円柱十八本は21メートル、基壇上25.46メートルに達する我が国最大の山門である。
[ 20:38 ] [ 文化財を訪ねて ]
11月17日(木)錦秋の中、「世界文化遺産:奈良の国宝を訪ねて」の第11回秋の文化財・史跡学習会(綾部の文化財を守る会)が、バス2台78名の参加で盛大に実施された。東大寺中門前で、華厳宗総本山・国宝大仏殿をバックに宝珠院々長兼勧学院々長:佐保山堯春師と共に記念写真撮影後、同師のご案内で大仏(廬舎那仏)を間近に拝観、二月堂、三月堂などの伽藍、仏像を拝観。
[ 10:34 ] [ 自宅(自分)その周辺 ]
2005/11/16のBlog
[ 14:39 ] [ あやべの文化財 ]
「波多野鶴吉語録」
我が娘とも思う女子に対して
当会社に働く工女は、多少貯金をなし、かつ、わずかながら、読書、算術、習字、裁縫等をも教うるが故に、嫁入り支度も相当に出来、嫁したる後も、相当に役立つものの如し。
しかれども、ここに深く思いをひそめて、我が娘とも思う幾百の女子に対し、はたして、十分のことをなしおるやと考えうるに、全ての点において、いまだ足らざることを感ず。
教育部長を招聘せしゆえんは、単に、工女の精神教育をなし、教育部の統一を図るというのみならず、実に、余自ら率先して教えを受け、ともに精神の修養をなさんとするにあり。かくの如くして、各自内部に養うところ、発して、協同の上、労働の上、製品の上にも、及ぶに至らんことを望むものなり。
ただ会社においてのみならず、ひいて町に及び、郡に及び、さらに広く社会に及ぶに至らんことを望むものなり。(明治42年)
会社の精神は愛なり
金さえあれば工場はいくらでもふやすことが出来るが、しかし人物がなくては何の役にも立たぬ。
技術の熟達した者は求める事が出来ようが、愛の籠もった者は容易に得られない。
会社の精神は愛であるが、先日もある学校の教師が来て、入社したいと言った。そして愛の欠けていることを自白した。これでは傭うわけにはいかぬ。裁縫でも師範学校あたりを出た人は、教授法はまことにうまいが、肝心の受か欠けている。会社は学校と異なりて、休日に教えるのであるから、なかなか骨が折れる、
愛がなくては仕事に興味がない。教授法や口先が下手でも、愛でかたまったような人は、仕事に熱心である。工女も非常に喜んで習うというようになる。
(大正5年「製糸業経営の根本的要素」)
片荷の苦しさ
自分ははじめ片何(かたに)を負って、随分苦しんだものであったが、その後、一荷(いっか)の荷を負うようになってから、大層楽になった。諸君も知らるる通り、片荷というものは、極めて負い難きものである。一方ばかり重くって、遠路を歩くことなど出来ぬものである。それが一荷となると、重いけれども平均がとれて、かえって負い易くなり、遠路を歩いても何ともないようになる。それに神からの力をもらって、力が増してきたのであるから、大層楽である。
片荷とは何であるかというに、「会社のため」ということである。会社のためという片荷を負うておって、随分苦しかったが、これに「世の中のため」という荷を加えて、一荷になったから、平均がとれて、大層よくなった。諸君の中、もし、片荷を負って、重きを感じておらるる人があるならば、どうか、自分のように「世の中のため」という荷を加え一荷にしてもらいたい。それに神の力をもらって、もっと力のある人になってほしい。
(明治43年)
(1)片荷 天秤棒でかついだ荷の片方
(2)一荷 天秤棒の両端にかけて一人の肩でかつげる分量
我が娘とも思う女子に対して
当会社に働く工女は、多少貯金をなし、かつ、わずかながら、読書、算術、習字、裁縫等をも教うるが故に、嫁入り支度も相当に出来、嫁したる後も、相当に役立つものの如し。
しかれども、ここに深く思いをひそめて、我が娘とも思う幾百の女子に対し、はたして、十分のことをなしおるやと考えうるに、全ての点において、いまだ足らざることを感ず。
教育部長を招聘せしゆえんは、単に、工女の精神教育をなし、教育部の統一を図るというのみならず、実に、余自ら率先して教えを受け、ともに精神の修養をなさんとするにあり。かくの如くして、各自内部に養うところ、発して、協同の上、労働の上、製品の上にも、及ぶに至らんことを望むものなり。
ただ会社においてのみならず、ひいて町に及び、郡に及び、さらに広く社会に及ぶに至らんことを望むものなり。(明治42年)
会社の精神は愛なり
金さえあれば工場はいくらでもふやすことが出来るが、しかし人物がなくては何の役にも立たぬ。
技術の熟達した者は求める事が出来ようが、愛の籠もった者は容易に得られない。
会社の精神は愛であるが、先日もある学校の教師が来て、入社したいと言った。そして愛の欠けていることを自白した。これでは傭うわけにはいかぬ。裁縫でも師範学校あたりを出た人は、教授法はまことにうまいが、肝心の受か欠けている。会社は学校と異なりて、休日に教えるのであるから、なかなか骨が折れる、
愛がなくては仕事に興味がない。教授法や口先が下手でも、愛でかたまったような人は、仕事に熱心である。工女も非常に喜んで習うというようになる。
(大正5年「製糸業経営の根本的要素」)
片荷の苦しさ
自分ははじめ片何(かたに)を負って、随分苦しんだものであったが、その後、一荷(いっか)の荷を負うようになってから、大層楽になった。諸君も知らるる通り、片荷というものは、極めて負い難きものである。一方ばかり重くって、遠路を歩くことなど出来ぬものである。それが一荷となると、重いけれども平均がとれて、かえって負い易くなり、遠路を歩いても何ともないようになる。それに神からの力をもらって、力が増してきたのであるから、大層楽である。
片荷とは何であるかというに、「会社のため」ということである。会社のためという片荷を負うておって、随分苦しかったが、これに「世の中のため」という荷を加えて、一荷になったから、平均がとれて、大層よくなった。諸君の中、もし、片荷を負って、重きを感じておらるる人があるならば、どうか、自分のように「世の中のため」という荷を加え一荷にしてもらいたい。それに神の力をもらって、もっと力のある人になってほしい。
(明治43年)
(1)片荷 天秤棒でかついだ荷の片方
(2)一荷 天秤棒の両端にかけて一人の肩でかつげる分量
[ 13:40 ] [ あやべの文化財 ]
売って喜び、買って喜ぶ
1 9 1 0年6月6日、購繭員打合せ会を開いて出席者全員に「購繭員心得」を配り、波多野鶴吉が訓示しました。
購繭員心得
― 購繭員は社長の代人と心得、品行を慎み忠実に働くべし(ただし、いばるなかれ謙遜せよ)
ニ 養蚕家は社長の愛子也と心得、親切に取扱うべし
三 養蚕家を愛せよ、またあまえかすな
四 養蚕家をあざむくな、また養蚕家にあざむかれるな
五 養蚕家を怒らすな。また怒るな
六 まず約束のしてある繭を買え、足らざれば社長の命令したる場所の繭を買え、
この場合においては決して競争するな
七 繭の鑑定を正確にせよ
ハ 繭の選別に注意せよ
九 繭の価格は社長の命令を守れ
十 一般の相場に注意し売って喜び、買って喜ぶようにせよ
十― 看貫を正確にせよ
十二 諸帳簿、並に日誌は、明細に記せよ
十三 電報料を惜しむな、必ず照校扱にして打電せよ
十四 通信を怠るな
十五 失敗を隠すな
十六 火の元を要慎せよ
十七 各買人の動静に注意せよ
十八 乾燥室は常に見回り、火の元はもちろん乾燥程度に注意せよ
十九 繭籠袋並に金銭は、予算を定め、入用前に請求すべし
二十 その日の仕事の終らざる間は酒を飲むな
ニ一 衛生に注意し、身体を大切にせよ
ニニ 賭事は仮令類似の事でもするな
二三 購繭員は主任の命に従い、決して自儘の行動を取るな
二四 購繭員は互に親密にせよ
二五 金銭その他携帯品は大切に取纏め、紛失盗難等に罹らざるよう注意せよ
1 9 1 0年6月6日、購繭員打合せ会を開いて出席者全員に「購繭員心得」を配り、波多野鶴吉が訓示しました。
購繭員心得
― 購繭員は社長の代人と心得、品行を慎み忠実に働くべし(ただし、いばるなかれ謙遜せよ)
ニ 養蚕家は社長の愛子也と心得、親切に取扱うべし
三 養蚕家を愛せよ、またあまえかすな
四 養蚕家をあざむくな、また養蚕家にあざむかれるな
五 養蚕家を怒らすな。また怒るな
六 まず約束のしてある繭を買え、足らざれば社長の命令したる場所の繭を買え、
この場合においては決して競争するな
七 繭の鑑定を正確にせよ
ハ 繭の選別に注意せよ
九 繭の価格は社長の命令を守れ
十 一般の相場に注意し売って喜び、買って喜ぶようにせよ
十― 看貫を正確にせよ
十二 諸帳簿、並に日誌は、明細に記せよ
十三 電報料を惜しむな、必ず照校扱にして打電せよ
十四 通信を怠るな
十五 失敗を隠すな
十六 火の元を要慎せよ
十七 各買人の動静に注意せよ
十八 乾燥室は常に見回り、火の元はもちろん乾燥程度に注意せよ
十九 繭籠袋並に金銭は、予算を定め、入用前に請求すべし
二十 その日の仕事の終らざる間は酒を飲むな
ニ一 衛生に注意し、身体を大切にせよ
ニニ 賭事は仮令類似の事でもするな
二三 購繭員は主任の命に従い、決して自儘の行動を取るな
二四 購繭員は互に親密にせよ
二五 金銭その他携帯品は大切に取纏め、紛失盗難等に罹らざるよう注意せよ
[ 12:56 ] [ あやべの文化財 ]
2005/11/15のBlog
[ 16:40 ] [ スキ- 銀嶺会 ]
スキ-シ-ズンを間近に迎え、ジャンル「スキ-」にも活力を注ごうと思いたち、今回
*Doblog Snow Team*
主宰者: Connie Site Annex(Connie) 様
に加入を申請し、メンバ-に入れていただきました。
なおロゴ・バナ-は、応急的に勝手に私が作成したものです。いずれ正式のバナ-ができあがれば入れ替えますのでよろしく。
*Doblog Snow Team*
主宰者: Connie Site Annex(Connie) 様
に加入を申請し、メンバ-に入れていただきました。
なおロゴ・バナ-は、応急的に勝手に私が作成したものです。いずれ正式のバナ-ができあがれば入れ替えますのでよろしく。
画像は昨シーズン考案のステッカーデザインです。
上2つ:cho暇つぶし万歳さま作
上2つ:cho暇つぶし万歳さま作
[ 12:46 ] [ あやべの文化財 ]
[ 11:03 ] [ あやべの文化財 ]
福利厚生
郡是は福利厚生にも力を入れました。明治・大正時代には世間一般に結核などの疾病が多く、当時全国の工場では病人が出ると寄宿舎の一室に入れ、ときに医者を呼ぶだけという対応が多かったのですが、郡是では、1901年、病室3室と看護婦室のある隔離医療舎を建設、医者は綾部町内の開業医に委託しました。1911年からは各工場にも養生院を設置していきました。
従業員の食事にも配慮し、栄養面では1916年ごろからは、医学博士の大根ジアスタ-ゼ説に基づき、千切り大根を食事に多用しました。波多野鶴吉が亡くなってからも、この遺志は引き継がれ、1919年にカルシウムに関する講演がきっかけで、わかめを多用、1927年には栄養価の高い玄米食を採用しました。その他にも体力づくりとして1921年、強健術を採用しました。
郡是は福利厚生にも力を入れました。明治・大正時代には世間一般に結核などの疾病が多く、当時全国の工場では病人が出ると寄宿舎の一室に入れ、ときに医者を呼ぶだけという対応が多かったのですが、郡是では、1901年、病室3室と看護婦室のある隔離医療舎を建設、医者は綾部町内の開業医に委託しました。1911年からは各工場にも養生院を設置していきました。
従業員の食事にも配慮し、栄養面では1916年ごろからは、医学博士の大根ジアスタ-ゼ説に基づき、千切り大根を食事に多用しました。波多野鶴吉が亡くなってからも、この遺志は引き継がれ、1919年にカルシウムに関する講演がきっかけで、わかめを多用、1927年には栄養価の高い玄米食を採用しました。その他にも体力づくりとして1921年、強健術を採用しました。
2005/11/14のBlog
[ 21:29 ] [ あやべの文化財 ]
[関連したBlog]
表から見れば工場、裏から見れば学校
郡是は「表から見れば工場、裏から見れば学校」と云われるほど、従業員の教育に力を入れました。いわゆる「読み・書き・そろばん」の他、裁縫や生け花、音楽、さらに宗教講話(道徳教育)を行い、従業員の教養・品格を高めていきました。また波多野鶴吉自身も率先して勉強しました。
朝礼風景
教育総理として招いた川合信水の指導により、1927年より朝礼を開始した。合同して祈祷・合掌し、聖書の講義があり、当初は宗教的色彩の強い朝礼であった。
現在のグンゼの朝礼においても、朝の歌を歌い、社是を唱和し、黙祷をしている。
表から見れば工場、裏から見れば学校
郡是は「表から見れば工場、裏から見れば学校」と云われるほど、従業員の教育に力を入れました。いわゆる「読み・書き・そろばん」の他、裁縫や生け花、音楽、さらに宗教講話(道徳教育)を行い、従業員の教養・品格を高めていきました。また波多野鶴吉自身も率先して勉強しました。
朝礼風景
教育総理として招いた川合信水の指導により、1927年より朝礼を開始した。合同して祈祷・合掌し、聖書の講義があり、当初は宗教的色彩の強い朝礼であった。
現在のグンゼの朝礼においても、朝の歌を歌い、社是を唱和し、黙祷をしている。
2005/11/13のBlog
[ 21:23 ] [ 花だより・紅葉だより ]
前ブログを投稿した直後に、祥Room :
艶乃祥一さまの訪問があり、ブログを拝見すると「味がある?」の題名で、暮れなずむ夕景の見事なグラディレ-ションの空と、家の窓から漏れる光をあしらった写真があった。
そこで私も思い立ってナイタ-の紅葉を撮ってきた。
そこで私も思い立ってナイタ-の紅葉を撮ってきた。
[ 20:31 ] [ 花だより・紅葉だより ]
[ 17:08 ] [ 花だより・紅葉だより ]
[ 14:25 ] [ 花だより・紅葉だより ]
このタイトルは下記のブログを訪問して、この土日、カメラ片手に散歩しますとコメントして拝借しました。散歩の途中に町のカメラ店により、sony
の5Gb CF互換マイクロドライブの情報を尋ねましたが未だのようでした。タムロンの28-300mm交換レンズを物色してきました。
カメラ片手に外に行こう!kazu-ab様
またまた新メディア
写真:鈴なりの柿
カメラ片手に外に行こう!kazu-ab様
またまた新メディア
写真:鈴なりの柿
[ 10:46 ] [ ブログ関係 ]
[ 10:21 ] [ ブログ関係 ]
2005/11/12のBlog
[ 17:20 ] [ あやべの文化財 ]
[ 14:00 ] [ あやべの文化財 ]
[ 13:36 ] [ あやべの文化財 ]
また一寸、一服の休憩タイムです。
養蚕、製糸、織物の浮世絵を3回に分けて紹介します。
「伝心」会場に展示のパネルを写しています。前にグンゼ博物苑の展示を紹介しています。グンゼ記念館にもあります。
作者は歌麿?のほか2名、展示説明は「女一人台に上がって桑を積む図、女一人繭をゆで糸を牽く図・・」などの情景でした。未記録です。下のキャプションは、古文書も変体仮名も読めない私が、写した写真から判読したものです。全部?つき、もし合っていれば奇跡だと申し上げておきます。 写真:女織蚕手葉草? 壱? 歌麿?筆
郡是博物苑のレポHPはこちらです。
養蚕、製糸、織物の浮世絵を3回に分けて紹介します。
「伝心」会場に展示のパネルを写しています。前にグンゼ博物苑の展示を紹介しています。グンゼ記念館にもあります。
作者は歌麿?のほか2名、展示説明は「女一人台に上がって桑を積む図、女一人繭をゆで糸を牽く図・・」などの情景でした。未記録です。下のキャプションは、古文書も変体仮名も読めない私が、写した写真から判読したものです。全部?つき、もし合っていれば奇跡だと申し上げておきます。 写真:女織蚕手葉草? 壱? 歌麿?筆
郡是博物苑のレポHPはこちらです。
[ 12:02 ] [ あやべの文化財 ]
[ 09:51 ] [ あやべの文化財 ]
2005/11/11のBlog
[ 18:50 ] [ あやべの文化財 ]
創業の精神
創業に必要な資金は、何鹿郡の養蚕農家の人たちから、一株20円で集めることにしました。しかし20円は、当時の農家の年収に相当するほどの大金であったため、集金が完了するまで2年を要しました。
資本家から大株主を募らず養蚕農家にこだわった理由は、養蚕農家の人たちが株主になることにより、会社から配当が入るからです。またその子供たちが会社で働くことにより、
給料が入る、会社に繭を売ることにより繭代が入る。さらに良い繭を作れば、高価な値段で取引されます。このように何鹿郡の人々の暮らしが豊かになると共に、会社も発展し、ひいては何鹿郡全体も発展すると考えたのです。
このことから郡是の創業の理念は「人間尊重と優良品の生産を基礎として会社をめぐる、すべての関係者との共存共栄を図る」としています。そして会社も農家の人たちも良いものを作ろうと努力しました。
創業に必要な資金は、何鹿郡の養蚕農家の人たちから、一株20円で集めることにしました。しかし20円は、当時の農家の年収に相当するほどの大金であったため、集金が完了するまで2年を要しました。
資本家から大株主を募らず養蚕農家にこだわった理由は、養蚕農家の人たちが株主になることにより、会社から配当が入るからです。またその子供たちが会社で働くことにより、
給料が入る、会社に繭を売ることにより繭代が入る。さらに良い繭を作れば、高価な値段で取引されます。このように何鹿郡の人々の暮らしが豊かになると共に、会社も発展し、ひいては何鹿郡全体も発展すると考えたのです。
このことから郡是の創業の理念は「人間尊重と優良品の生産を基礎として会社をめぐる、すべての関係者との共存共栄を図る」としています。そして会社も農家の人たちも良いものを作ろうと努力しました。
[ 13:04 ] [ あやべの文化財 ]
[ 07:19 ] [ あやべの文化財 ]
2005/11/10のBlog
[ 18:59 ] [ あやべの文化財 ]
[ 12:17 ] [ あやべの文化財 ]
[ 11:46 ] [ あやべの文化財 ]