私記:
恐いから 判らないから 難しいから 面白い
−あるロ−タリ−クラブ会長 1年間の記録−
1998-99 会長スピ−チ 「ロ−タリ−の夢・みんなの夢」 プログラム
はじめに
(カテゴリ−別・プログラム)
登山・スキ−:
恐いから判らないから難しいから面白い 5
我が家の家族スポ−ツは山とスキ− 20
3度死にそうになったスキ−・ツア 28
*私のスキ−・アラカルト 28
初めての登山は剣岳徹夜登山 31
*親不知登山考 32
*丹波の山登りの楽しみ 32
*合歓の花登山行 33
ワンダ−・フォ−ゲルの思い出 39
*私のキャンプ・アラカルト 40
趣 味:
綾部テニス協会の発足と四都市大会 18
私の読書事始め 20
大雪の夜のコンサ−ト 26
*冬瓜と白菜の野菜づくり 33
タンゴに魅せられて 34
プライベ−ト:
私のわるい耳のこと 2
*耳が悪いので得をした話(1) 3
*耳が悪いので得をした話(2) 3
綾部に疎開したこと 29
泣き虫のこと 30
泣き虫余話(私の名前) 30
職 業:
社会人1年生:不二越の思い出(1) 15
社会人1年生:不二越の思い出(2) 18
機械の自動化に取り組んで 22
私のコンピュ−タ事始め 23
*猿でも分かるコンピュ−タ 23
*水平器の精度について 24
*最近の職人さんのこと 24
平 和:
国際化の理解から世界平和を 9
ロ−タリ−の夢・綾部の夢 11
知覧特攻隊記念館を見学して 19
自治会・福祉・交通問題:
税の啓蒙週間にちなんで 17
*民主主義のル−ルを考える 17
交通事故の撲滅をはかろう 13
生涯教育とボランティア活動 21
作業所に関わったいきさつ 23
まちづくり:
綾部の観光振興を願って 12
もし都市の再開発が盛んになれば 21
綾部駅の北口開発を考える 31
越州村の変遷に富山の街づくりを思う 37
ロ−タリ−: ペ−ジ
年度のはじめに 1
ロ−タリ−の夢・みんなの夢 1
21世紀の先取り「人づくりを」 2
フェニックスに託された「ロ−タリ−の夢」 8
みんなが米山功労者になろう 11
ロ−タリアンとして職業奉仕ができる 15
ロ−タリアンの趣味 27
記事は四つのテストに照らして 38
私の会長スピ−チ 41
1年間のご協力ありがとうございました 45
参加メモ:ロ−タリ−大会・セミナ−関係
謝辞
あとがき
国際奉仕:
青少年交換学生:エゲメン君を歓迎して 7
エゲメン君と東大寺大仏を見学して 22
財団奨学生:滝花美輝さんのこと 13
*ポ−トランド国際大会の思い出 41
青春のさなかの貴重な体験を、これからの人生で活かして・・ 45
会員増強:
会員増強にご協力を 5
会員増強はクラブの未来造り 6
*ロ−タリ−は地方都市交流の拠点 6
綾部クラブの会員増強について 8
環境保全:
ホ−ムペ−ジで環境保全をアピ−ルしよう 9
ホ−ムペ−ジのコスト・パフォ−マンス 14
*空き缶の見る夢 23
ロ−タ−アクト・RYLA・青少年・教育:
若者の行動力に期待 4
*ディベ−ト:あなたは綾部に住みたいか 4
若者は地方では主役 7
アクト「ハ−ブを楽しむ」例会講評より 22
甲子園めざして頑張って! 29
*子供達と学び合い、育ち合おう 39
NEXT・45周年:綾部の良さを知ってもらう体験活動に期待 16
地域に密着した奉仕活動を通じ、人々に愛されるクラブ目指す! 42
創立45周年記念式典 式 辞 43
新世代グル−プ「NEXT」を結成! 43
NEXTの今後の活躍に期待 44
なべちゃんのたわごと (実践のすすめ)
青年会議所:
丹の国構想の夜明け 36
*市民憲章・青少年育成協議会の発足 36
記録・提言:
21世紀ロ−タリ−への提言 35
理事会の構成と役割について 46
(例会日時順・プログラム)
7/ 3 年度のはじめに 1
7/10 ロ−タリ−の夢・みんなの夢 1
7/17 21世紀の先取り「人づくりを」 2
7/24 私のわるい耳のこと 2
余話 耳が悪いので得をした話(1) 3
耳が悪いので得をした話(2) 3
7/25 若者の行動力に期待 4
余話 ディベ−ト:あなたは綾部に住みたいか 4
7/31 恐いから、判らないから、難しいから、面白い 5
8/ 7 会員増強月間にご協力ください 5
8/21 会員増強はクラブの未来づくり 6
余話 ロ−タリ−は地方都市交流の拠点 6
8/28 青少年交換学生:エゲメン君を歓迎して 7
9/ 4 若者は地方では主役 7
9/11 フェニックスに託されたロ−タリ−の夢 8
綾部クラブの会員増強について 8
9/18 ホ−ム・ペ−ジで環境保全をアピ−ルしよう 9
9/25 国際化の理解から世界平和を 9
10/ 2 皆んなが米山功労者になろう 10
10/ 9 ロ−タリ−の夢・綾部の夢 11
10/18 綾部の観光振興を願って 12
10/23 財団奨学生:瀧花美輝さんのこと 13
10/30 交通事故の撲滅をはかろう 13
11/ 6 ホ−ムペ−ジのコストパフォ−マンス 14
11/13 社会人一年生:不二越の思い出(1) 15
13 ロ−タリアンとして職業奉仕ができる 15
13 綾部の良さを知ってもらう体験活動に期待 16
11/20 税の啓蒙週間にちなんで 17
余話 民主主義のル−ルを考える 17
11/27 社会人一年生:不二越の思い出(2) 18
12/ 4 綾部テニス協会の発足と四都市大会 18
12/11 知覧特攻隊記念館を見学して 19
12/18 我が家の家族スポ−ツは山とスキ− 20
12/25 私の読書事始め 20
1/ 8 もし都市の再開発が盛んになれば 21
1/21 生涯教育とボランチア活動 21
1/29 エゲメン君と東大寺大仏を参拝して 22
29 アクト「ハ−ブを楽しむ」例会講評より 22
2/ 5 機械の自動化に取り組んで 22
2/12 私のコンピュ−タ事始め 23
余話 猿でも判るコンピュ−タ− 23
水平器の精度について 24
最近の職人さんの話 24
2/19 作業所に関わったいきさつ 25
2/26 大雪の夜のコンサ−ト 26
余話 空き缶の見る夢 26
3/13 ロ−タリアンの趣味 27
3/19 三度死にそうになったスキ−ツア 28
余話 私のスキ−・アラカルト 28
3/26 綾部に疎開したこと 29
3/28 甲子園めざして頑張って! 29
4/ 2 泣き虫のこと 30
2 泣き虫余話(私の名前) 30
4/ 9 綾部駅の北口開発を考える 31
4/16 初めての登山は剣岳徹夜登山 31
余話 親不知登山考 32
丹波の山登りの楽しみ 32
合歓の花登山行 33
冬瓜と白菜の野菜づくり 33
4/23 タンゴに魅せられて 34
提言 21世紀ロ−タリ−への提言 35
5/14 丹の国構想の夜明け 36
余話 市民憲章、青少年育成協議会の発足 36
5/21 越州村の変遷に富山の街づくりを思う 37
5/28 記事は四つのテストに照らして 38
余話 子供達と学び合い、育ち合おう 39
6/ 4 ワンダ−・フォ−ゲルの思い出 39
余話 私のキャンプ・アラカルト 40
ポ−トランド国際大会の思い出 41
6/11 私の会長スピ−チ 41
6/18 地域に密着した奉仕活動を通じ人々に愛されるクラブ目指す! 42
18 創立45周年記念式典 式 辞 43
18 新世代グル−プ「NEXT」を結成! 43
18 NEXTの今後の活躍に期待 44
6/25 一年間のご協力ありがとうございました 45
7/30 青春のさなかの貴重な体験を、これからの人生で活かして・・ 45
記録 理事会の構成と役割について 46
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はじめに:
これは、1998−99年度の綾部ロ−タリ−クラブの会長を務めた1年間の記録である。
毎週のクラブ例会の会長タイムでおこなった、会長スピ−チの記録である。平成不況下の非常に暗い世相の中にあったので、できるかぎり明るい、軽い話題を選んで話したものである。
強調月間、ゲスト講師などの、例会の状況に合わせて、会長スピ−チを用意したが、始めの頃の準備にたいし、どんどん話題を追加をしていった。結局のところ使わずに余話として残ったものもある。
話題の中には、自分史の部分も多い。耳の悪いこと、泣き虫だったことなど、プライベ−トなことの激白から、山、スキ−、キャンプ、テニスなどの個人的な趣味のことを、自分を裸にしてさらけ出したもので、大変恐縮している。
クラブ創立45周年記念式典、ロ−タアクト・クラブ、NEXT、少年野球などで行った挨拶から、RI21世紀の夢委員会への提言、炉辺会合へのコメント、45周年記念誌、記念事業報告書の記載原稿なども収録してある。
これは、1地方都市に存在するロ−タリ−・クラブの、ある1会長の1年間の思考の記録でもある。地方クラブにも、地方としての「町づくり」との繋がりや地域奉仕活動がある。日本で第1号の世界連邦平和都市宣言をした、綾部の夢である「平和と環境」の問題など、浅学の上になお地方の論理を、臆面もなく記録した部分もあり、大変恐縮している。
巻末に記録として、クラブ定款・細則の作成に取り組み、学んだことを掲載した。会長とは、素晴らしい学習の機会を与えていただいたとの感謝があり、会長を終えて振り返ると、まだまだ未熟であったとの反省がある。ロ−タリ−の深さを、改めて認識したレポ−トである。
例会の会長スピ−チは、下の縮小写真に示す、クラブ週報(会報)の表面右下の72字x31行=2232字(400字詰め原稿用紙で5.5枚)の定位置に掲載される。会長タイムは、これだけでは短いので、ゲスト出席者へのお礼のことばや、若干の諸事報告も行い、さらに付随する話題も話すことになる。この記録は、読みやすいように、それらの話題に付随した枝葉の部分も整理し、1つにまとめた。
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例会スピ−チ 98年7月3日
役員就任挨拶1
年度のはじめに
ロ−タリ−の1998−99年度が、本日の例会から始まります。一年間よろしくお願いいたします。はからずも一昨年、会長エレクトのご指名をいただいてから、梅原康会長、守谷佳樹幹事のもとで勉強させていただきました。
前年度の理事役員の皆様は、IMのホスト、綾部ロ−タ−アクト・クラブ20周年などを担当され、本当にご苦労さまでした。
この半年間にわたり、本年度の理事、役員とともに準備を進めてまいりましたので、45周年実行委員会の皆様とも協力して、頑張っていきたいと考えております。大変未熟者の会長ですが、何卒宜しくお願い申しあげます。
3月に福井RC所属の宮崎茂和ガバナ−のご指導で、会長エレクト研修セミナ−があり、出席して参りました本年度のRI会長テ−マについて報告いたします。
本年度のジェ−ムス・レイシ−RI会長テ−マは、「Follow Your Rotary Dream」(ロ−タリ−の夢を追い続けよう)です。
このテ−マの前提は、限りない暗闇を背景に輝いている、青い宝石のような地球があり、その中に私達の地域社会、家々があり、毎日の生活をしているわけですが、この様な状態が、今後の子供達、孫達の時代には、どうなってしまうのだろうかということです。
私達は今、思いやりの心をもって、その答えをロ−タリアンであればこそ、出さなければならない。
このロ−タリ−の思いやりの心があるからこそ、私達は、ロ−タリアンとして大変誇りに思えるのです。 私達は、果敢に夢を見て、その夢を実現させるために、必要なことを果敢に実行して下さい。21世紀に向け、ロ−タリ−の創立100年に向け、私達もロ−タリ−の夢を追い続けようではありませんか。
レイシ−RI会長の強調された事項を要約すると、次の通りです。
1.保健;栄養(飢餓)、幼児の保育、予防注射など2.教育;識字率の向上、職業訓練、子供の人格形成、 薬物乱用防止など
3.住宅施設;ホ−ムレス、ストリ−ト・チルドレン など
4.安定した家庭;生活の安定、子供の虐待防止、子 供の就労、恵まれない家庭への援助など・・「地 域社会の関心事と子供達」に取り組むようにとの ことです。
明日「社会を明るくする運動、綾部市民大会」が開催されますので参加ください。
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例会スピ−チ 98年7月10日
役員就任挨拶2
ロ−タリ−の夢・みんなの夢
先週に引き続き、本日も理事、役員の就任挨拶です。先週は、レイシ−会長のRI会長テ−マ「ロ−タリ−の夢を追い続けよう」について話しました。
第2650地区の宮崎茂和ガバナ−は、地区の強調目標として「あなたのクラブに、地域社会にロ−タリ−の夢を!!」を出されています。それとともに開かれた地区運営をしたい、とのお言葉がありました。
会長エレクト研修セミナ−の基調講演をされた、元RI理事の千宗室PGから、会長方針を出しましたかと手を挙げさせられましたこともあり、私の活動方針をクラブ協議会で、発表させていただきました。
これは、宮崎ガバナ−から昨年末に、会長エレクト・アンケ−トとして、会長のクラブ運営の抱負について調査があり提出、ガバナ−から丁寧なメモ書きをいただき、返送されたものの要約にもなります。
1998-99 綾部ロ−タリ−・クラブ活動方針
「ロ−タリ−の夢・みんなの夢」
−みんな公平に活躍するクラブづくり−
1.みんなの力で「創立45周年」を成功させよう。 記念事業、記念誌発刊、創立記念例会
2.みんなの責任で「地球環境」を守ろう。
環境保全委員会のスタ−ト
3.みんなの参加で「楽しいロ−タリ−」を創ろう。
魅力ある例会
4.みんなの活動で「ロタリ−の奉仕」を実現しよう。 青少年交換留学生、ライラ、ロ−タ−・アクト、
財団、米山、文化祭老人作品展・・・
5.みんなの工夫で「リストラ」を計ろう。
心と体を使った、地味な奉仕活動
6.みんなの協力で「会員増強」を達成しよう。
21世紀のロ−タリ−目指して人づくり
明年の6月18日(金)が、当クラブの創立45周年になります。節目として、記念式典例会を開催し、記念事業と、35周年以来の10ケ年間の活動記録を整理、掲載した記念誌を発刊します。
環境保全委員会が、3年委員会として本年からスタ−トします、活動への参加をお願いいたします。
青少年交換留学生の受け入れについて、ホスト家族の方には、大変お世話になりますが、クラブの事業として、皆様のご協力をお願いいたします。
ロ−タリ−の「人づくり」の取り組みについては、次週の例会でお話しします。
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例会スピ−チ 98年7月17日
ゲスト:四方八洲男綾部市長
「綾部市の現状と将来展望」
21世紀の先取り「人づくりを」
本日は、四方八洲男綾部市長を、ゲストにお迎えしました。市長には、公務ご多用と云うか、激務を割いてお出でいただきましたことを、心より厚く感謝申し上げます。市長の「キラリと光る、ふるさと綾部をつくろう」と呼びかけられましたお言葉に、大いに共感を感じる次第です。
この春の市長就任早々にも、当クラブで例会スピ−チを賜り、政治家としての頭脳に、市長(行政家)としての頭脳を重層中との、ご苦労をお聞きしましたが、開かれた市政づくり、行政にも経営者感覚を導入などなど、着々と、フレッシュな感覚で改革をおすすめのこと、素晴らしいことと存じます。
先般、永井記念財団の講演会があり「マチづくりは人づくり」と題した、日本ふるさと塾主宰の荻原茂裕先生のお話を伺いました。さかさまに張った日本地図を指しながら、野沢温泉村の取組みで最も大切なこととして、子供達のことを話されましたが、ふるさとに誇りをもてる「マチづくり」とは「人づくり」であるという素晴らしいお話で、非常に感銘を受けました。
先週の例会で、当クラブの活動方針に「ロ−タリ−の夢・みんなの夢」−みんな公平に活躍するクラブづくり−「21世紀のロ−タリ−目指して人づくり」をあげましたが、その説明をします。
昨年度の当クラブの炉辺会合で「クラブの活性化について」の話し合いがあり、多くの貴重な意見をいただきました。その中に「クラブの運営が一般会員には分かり難い」との意見発表がありました。私も理事、役員、委員長が一部の会員に毎年集中し、その順送りで、ロ−タリ−の活動が行われているのでなく、みんなが公平に参加し、活躍できるクラブ、開かれたクラブ運営を目指したいと思います。
「創立45周年」のある年度ですので、通常のクラブ活動については、本年から前倒しにして、21世紀の次なる活動のスタ−トをきる。まず「人づくり」です。職業人としては、皆様それぞれ一流の尊敬すべき能力者ばかりですが、比較的に新しい会員も多くおられ、昨年のIM実行委員会でも、素晴らしい人材を育てていただきました。それを更に進め、ロ−タリアンとしての「人づくり」を考えています。
その手段としては次の3点です。1.新人の積極的な登用。2.ベテラン会員もさらなる活躍分野に挑戦。3.みんなの協力で会員増強。本年は新人の理事、役員が多いですが、勉強しながら一同、頑張ってやっていきますので、何卒よろしくお願いいたします。
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例会スピ−チ 98年7月24日
識字率向上月間 ゲスト:松本稔野家守神社宮司
「お笑い漫談・よも山ばなし」
私のわるい耳のこと
これから1年間、会員の皆様には、私の下手な話、聞きにくい話を辛抱して、おつきあいいただくことになり、本当に申し訳なく思います。
小学生の頃、ヘレン・ケラ−という四重苦の少女の話を習いました。目、耳、鼻、口の人間のもつ五感覚の四つを先天的に生まれながら失い、見ることも、聞くことも、話すことも、できなかった少女の話です。指導されたサリバン先生の愛情により、流れる水に手を触れたときにはじめて、物の名前、生命が判ったという大変感動する話でした。
皆様の感覚能力を100点としますと、私のそれは70点くらいと思います。小さい頃は虚弱児で、風邪から3才の頃に慢性中耳炎になり。大阪心斎橋近くの牟田耳鼻科医院に電車で通っていたことを覚えています。耳が聞こえないので、言葉の発育が遅れ、近くの言葉の教室に通い、サシスセスセソ、タチツテツテトと発音の練習をしていました。人に話しかけられると、「なに」と返事する癖が中学生まで続き、この言葉は、今は使われませんが、低脳児と見られていました。
腺病質(体格が貧弱でリンパ腺などの腫脹を起こしやすい小児の虚弱体質)と云いますか、目は結膜炎の連続で中学生の時にとうとう悪化し、神宮寺にあった日赤病院で病巣を焼いてもらいました。それで左眼の視力は0.5です。右眼は2.0なので物が二重に見え、本を読むときは左眼をつむり片目で読んでいます。テニスでは、左のボレ−を返すときにミスが多いです。 喉は慢性の扁桃腺の故か、高い声が出せません。耳が悪いので自分の声の音程がわからず、歌えないのは勿論のこと、人に葬式声とまで云われています。
鼻は慢性の蓄膿炎で、20才の時手術を受けて、ましになりました。そんな訳で、ずっと種々のお医者様に通っていました。
病弱の私を父は気にかけてくれ、大阪から綾部への疎開と、戦後の食料のなかった飢えの時代でしたが、肝油、養命酒、まむしの黒焼きなどを飲まして体質改善に気を使ってくれました。私が今日元気でいるのも、家族の思いやりのおかげであると感謝をしています。 高校生の頃から元気になり、体も前列三人目だったのですが、大きくなることが出来ました。
耳はかなり悪く、隣の演壇の講師様のお話が、ほとんどの場合聞こえません。会議中などにも失礼な場合が、多々ありますので、どうかお許しください。
室木克則幹事には、私のこの悪い耳のことで、特別のバックアップをお願いし、無理を言っております。
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余話:
耳が悪いので得をした話(1)
先の例会スピ−チで、私の耳の悪い話をしましたが、なぜ補聴器を使わないのかと、云われることがよくあります。実は私も補聴器をもっています。朝倉龍夫会員が、お使いのと同じ製品で、良い製品であることに、間違いはないと思います。
何故思うなどと、持って回った言い方をするのかといいますと、実は雑音ばかりが大きくなり耳障りで、とても私には、使用に耐えられないということです。
耳鼻科の先生に聴力テストをしていただくと、普通会話に使われる音域周波数で耳骨神経を伝わるのが、80デシベルで、私も平常に近いと云われていますが、慢性中耳炎で鼓膜が破れていますので、伝音系の方は40デシベル程度です。
これが50デシベル以上でないと、必ず補聴器が必要だということです。ところが補聴器をつけると、会話が大きくなるはずのところを、雑音ばかりが大きくなります。紙をめくる音、字を書く音、テ−ブルを引っかく音、足音、体を動かす音。世の中にこんなに雑音があるとは全く知らないで、「雑音のない沈黙の世界」に私は住んでいました。それで雑音慣れしていず、雑音ばかりで神経が参ってしまう現象で、補聴器が役に立ちません。
また会話も大きくなっているのでしょうが、雑音に負けてしまい、かえって話が聞こえません。補聴器を常時かけておき、雑音に慣れるのが本筋かとも思いますが、なかなか60年間の生活環境、雑音のない世界を捨てての実行に移せません。
家でもテレビの音量そのままでは、全く聞こえませんので、音量を私が十分に聞こえるところまで上げますと、お父さん音をもう少し小さくして、うるさくてかなわないと必ず云われます。
耳が聞こえないのでその分、私は音にたいし非常に敏感で神経質です。良く何処ででも眠られる偉大な人がおられますが、私には絶対真似の出来ないことです。 聞こえない分を、人の話を集中して聞きますので、学生時代は、先生の話をその場で記憶し、一定時間以内ですと、ノ−トする事が出来ました。講演会でテ−プ録音が失敗したので、要旨を書き出してくれと頼まれたこともあります。
学生時代は、先生の話される授業を集中して聞くだけで覚えたもので、特に試験勉強をする必要がなく、テスト週間になると全く退屈でしかたなく、映画を見に行っていたことを覚えています。これは耳が悪いので、逆に得をしたという話です。
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余話:
耳が悪いので得をした話(2)
今日も私の耳が悪いことの激白のつづきを話します。耳が悪いと云うことは、私は自分が聞く気になったものしか聞いていません。この例会の直前にもいろんな連絡を受けますが、よく生返事で受け答えをしていて、後から、言った、聞いたはずだと叱られ困っています。
また周りの会話を皆様は、ある程度は聞いておられますが、私は全く聞いていません。私のことを云われても、あなたの事ですと云われない限り分かりません。また皆様の会話が聞こえていないので、急に私の意見を求められた時に、困ってしまいます。
困るのは、皆様が一つの話題で盛り上がっているのに、突然別の話をして、割り込んでしまうことです。これが気になって仕方がありません。逆に話に入るタイミングが分からないので、ずっと言い出せずに、話すタイミングを待っていることが良くあります。
よくそんな状態で私が、いろんな会の役や会議の議長が努まるのかと不思議がられると思います。PTAの地区総会や同和研修会などで、物部、志賀郷、上林など市内各町区や夜久野、福知山、舞鶴までも出ていきましたが、一方的に話す時間が多くありました。
会話も先ず相手の話したいことを考え、答えを用意してから進めました。また質問の要点が、予備知識から大体わかるので、その周辺の事を話すと回答になりました。それでもときには質問と違う話をしてしまい、横から小声で云われても分からず、メモを書いてもらっていました。
人間には誰でも身体的なハンディに対し、なにか役に立つ代償作用がある云われています。私の場合は、聞こえない分を集中して聞くので、よく記憶していると云うことです。体も弱かったので、体育、音楽など実技は全くの劣等生でしたが、ペ−パ−テストは良く、埋め合わせができていました。
体育で柔道の型の問題が出たとします。送り足払い、内股など実技はだめでも、筆記試験では正解できます。音楽では、音符が書かれていて、そのメロディの欠けたところを埋めろとか、曲のイメ−ジを書け等の問題で、本当は音痴では答えられないはずと思いますが、正解するわけです。いつも実技は1で、理解度は5で、1と5の同居で、平均点は3になります。
ここで誤解のないように云っておきますが、5があるよりは、1のないほうが重要で、幸せなことは云うまでもありません。
先般「障害児・者を考える、綾部市民の集い」があり、シングソング・ライタ−の小西達也氏の講演「ここに生きる・ここに咲く」がありました。
障害者として、病理的ハンディ、物理的ハンディ、社会的ハンディに対し、心の中の壁を取り除いていくことの大切さを、訴えておられました。死を恐れず、自分の障害を、しっかりと知ることが、生きることの確認になる。命の大切さ。今日1日しっかり生きる。
幸せの秤は、1人ずつ1人ずつ違う。不自由ですね、大変ですねと人に云われるが、不便だ!といいたい。自分の型、1人ずつの人間の生き方、型がある。自分の夢、ペ−ス、型に合わせ、少しずつ前進したい。と大変感銘の深い話を伺いました。
負けたくないこと、昨日の自分。明日はもっとがんばりたい。人と比べ何が劣るか・・大切なものを見失う、世の中を見失う。自分の中にある可能性を見ること。違っているところを認め合おう。
福祉:発想は地球規模で、行動は自分のまわりから、となりの仲良しの友達から思いやりを!
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祝 辞 98年7月25日
RAC500回記念例会
若者の行動力に期待
綾部ロ−タ−・アクトクラブが、このたび記念すべき500回記念例会を迎えられますことを、提唱クラブである綾部ロ−タリ−・クラブを代表いたしまして、心からお慶び申し上げます。
ふるさと綾部を愛する青年男女が集まり、会員相互の理解、研修を深めあいながら、地域社会の発展を願い、さまざまな活動を実践されておられますことに、大きな社会的意義を感じるものであります。
21世紀を目前にして今日、政治、経済、社会全般にわたり、まさに変革の時代を迎えております。いつの時代にも、若者が変革の原動力となって、行動を起こしてまいりました。
また先般の京都環境会議(COP3)の決議にありますように、地球環境の保全が重要視され、地球的な規模でも、また地域ででも、具体的な実践活動が必要とされており、地球市民として、国際化時代にふさわしい人間性のかん養と、能力の育成が要請されております。
当クラブは昨年、成人式といわれる創立20周年の節目を越え、地域社会から認知された組織となられました。さらに心の触れ合う豊かで住みよい町を創るため、若い諸君が親クラブであるロ−タリアンとも手を携えあって、地域のニ−ズに答え、実践活動の輪を広げられて行かれることが期待されております。
若者の特権として、失敗を恐れず、試行錯誤の中に、自己修練を積まれるため、果敢に実践活動に挑戦されること、アクションを期待するものであります。
結びに当たり、クラブの発展に尽くされました、歴代の会員諸兄や関係者各位の皆様方のご苦労に対しまして、深く敬意を表し、感謝を申し上げますとともに、今後ますますの、クラブのご発展と皆様方のご活躍を祈念申し上げまして祝辞といたします。
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余話:
ディベ−ト「あなたは綾部に住みたいか」
アクト週間を迎え、昨年の綾部ロ−タ−・アクト500回記念例会に行われた「ディベ−ト」について触れます。甲論乙駁といいますが、日本人は議論をすればすぐ感情的になり、意地や面子が入り、妥協がなくなりケンカになります。ディベ−トは議論をケンカに堕さないための、建設的な討論のゲ−ムです。欧米では一般的に行われていますが、日本人にはまだまだ馴染みがないようです。
ディベ−トは単なる議論ではなく、日本人が苦手とする論理的思考と、論理を結びつける哲学が必要であり、相手を説得する上でディベ−トに優る武器はないと云われています。今や一方的に上から下へ意見を押しつける、スピ−チの時代でなく、水平に意見を交換する、ディベ−トの時代であり、建設的な意見を生み出し、発想の転換を促す効果が素晴らしく、実社会で如何に手強いビジネスの相手でも、納得させることができると云われる技術です。
ディベ−トは、ル−ルによりおこなわれます。肯定側と否定側に分かれ、それぞれに立論陳述のあと、交互に相手の立論に対し、クレ−ムをつける反対尋問と、答弁を行い、最後に最終弁論を行うという手法です。
ロ−タ−・アクトの例会では「あなたは綾部に住みたいか」のテ−マに、4人チ−ムで賛否両論が戦われ、聴衆全員が、評価項目表に従い採点しました。
討論の内容は、肯定意見側の立論は、綾部のス−パ−の駐車場が空いているので便利などの2点でした。後の討論の中で、綾部の自然の豊かさや子供の教育環境の良さなどが、議論に上がりました。否定側は水道料の高さや、ファ−スト・フ−ドなどの家族で遊べる施設の少ないこと、子供の教育環境に競争という刺激の少ないことでした。教育の競争が、子供のために善いのかどうかの論争が、活発に行われました。
私の講評は、出なかった論拠を評価するなという注意があるなかで、肯定側の最初の立論に、自然環境や教育問題の提示がなかったこと、さらに京都、福知山を意識した比較はされましたが、例えば綾部は日本列島の中心にあり、何処へ行くにも便利などの、より広域的な視点がなかったことを指摘しました。
綾部を愛するロ−タ−・アクタ−として「綾部に住みたくない」との立場は不利で、参加者の評価は、断然肯定側に上がり、ジャンケンで否定側になったが、次回は肯定側に廻りたいというのが本音のようでした。
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例会スピ−チ 98年7月31日
親睦例会 村上佳寿子青少年交換留学生
「トルコ出発あいさつ」
恐いから、判らないから、難しいから、面白い
青少年交換留学生として、トルコのイスタンブ−ルにいかれます村上佳寿子さんを、本日の例会にお招きしています。いろいろ大変とは思いますが、素晴らしい体験をされる、またとない機会ですので、1年間しっかり頑張ってきてください。
今日は「恐いから面白い、難しいから面白い」という話をします。私はC級スポ−ツ指導員(テニス)という、文部省と日本体育協会の資格を持っています。
これは先般も80名の参加をいただいて、11日間の綾部テニス教室を開催しましたが、日体協からの助成金を受ける資格として必要なものです。資格更新には年に1日の研修会参加が、義務づけられています。
少年スポ−ツの育成には、子供達の自主性を育てることが大切ですが、ともすれば大人の指導者が必要以上に世話を焼きすぎる、という事が多く見られます。
キャンプで飯盒炊飯をしているのに、何もかも大人がやってしまう、子供は見ているだけ。なにか子供にできる役割を考えて、子供に行動させることです。
対校試合に引率する先生が、京都の地下鉄を降りてから会場まで、子供達に自分達で考えながら先導させる話をされました。普段は先生が先導するので、子供達は先生が知らないので、びっくりした様子でしたが、「分からないから面白い」ということの学習になりました。
よく整備されたゲレンデで、スキ−をするのは普通の楽しみですが、ハチ北や神鍋スキ−場に「北の壁」というコブコブの急斜面があり、そこを滑るのが楽しみです。私の技術では途中で止まらず、一度も倒れずにすべることが難しいコ−スで、雪の少ないシ−ズンには、途中で岩や土が出ている恐い難斜面です。
上に立つと恐さで身が竦みますが、滑り始めると「恐いから面白い」そのものです。怪我をして、人に迷惑をかけることなら勿論やりませんが、山登りにしても十分準備してから行きますので、自分なりの分からない未知への挑戦という、一寸した冒険気分「分からないから面白い」が味わえます。
昔、巨人・大鵬・卵焼きという安心のメニュ−がありましたが、難しい問題を解くとか、何か事業活動を始めるなどの場合、できてからの満足でなく、やっている最中に「苦しいけれど、難しいけれど、判らないけれど、苦しいから、難しいから、判らないから、面白い」という心境があります。佳寿子さんもいろいろと分からない、辛いこともあると思いますが、青春の最中の素晴らしい経験を大いに楽しんできてください。
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例会スピ−チ 98年8月7日
会員増強/拡大月間 卓話:大槻誠太郎会員
「幽霊は実在する」
会員増強月間にご協力ください
8月は会員増強月間です。ロ−タリ−にとって会員増強は、例年の課題ですが、近年は世界同時不況などの影響からか、RI、地区ともに伸び悩みの傾向があるようで、本年もRI会長の特別褒賞が、増強部門に設けられています。
3月の会長エレクト研修会で10名の会長討論会のグル−プ・リ−ダ−を努めました。テ−マは、研修リ−ダ−の坂部慶夫PGより提案された「魅力ある例会、退会防止、会員増強」の三点セットをとりあげました。
1月のレイシ−会長エレクトの歓迎IMで、大津唐橋RCの小野亮会長と、ご一緒させていただきましたので、先ずお話を伺いました。創立4年目という事で、30名で発足したけれど、現在25名。ただ羨ましいことに女性会員が、おられると云うことでした。他のクラブは女性会員がなく、いいなという感じがしたわけです。
会員増強について、他のクラブからの発言にもありましたが、新しいメンバ−が、新しい人を引っ張ってくることを、期待しているとのことでした。
また各クラブとも、ある程度小さなグル−プ単位で、会員増強を図っていくと云うような工夫をされていました。あるいは既に退会されてしまった方を再度引っ張って、再入会をお願いしているという形で、増強に成功されているクラブもあります。また退会届は出ているのだけれども、慰留中であるという会長様もありました。
それからさらに、出席を厳しく云ったら、辞められてしまったと云うような声もありました。ただある程度は出席を高めていくことが、ロ−タリ−会員のやる気を高めるためには、大切だというお話が、たくさん出ておりました。
例会を30分間のゲスト・タイムだけで終わるのではなく、メンバ−同士が自由に話し合えるような時間が大切だという、楽しい例会の持ち方。セルフ・サ−ビスでバイキング方式の食事にして、会話の時間を作る。あるいは、月末例会を毎月夜間例会にして、会員の親睦を図り、非常に喜ばれているという、お話も出ておりました。
いずれにしても退会者をいかに減らすか、減り気味の会員数を現状維持と云うところが精一杯で、ロ−タリ−・ドリ−ムに向かっての話は、ほんの少しでした。
それでも皆様、一生懸命頑に張るということで、色々な楽しい例会を工夫して作り、やっていきたいというお話でした。
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例会スピ−チ 98年8月21日
会員増強グル−プセッション
会員増強委員会
会員増強はクラブの未来づくり
本日は、宮本太資会員増強委員長の発案で、皆様に会員増強の円卓会議をお願いいたしております。
先般地区の会員増強セミナ−に、朝倉龍夫副委員長、室木克則幹事と参加してまいりました。
2650地区の昨年度の会員増強実績は惨憺たるものでした。地区の当初会員数6,602名、クラブ会長からの会員増強目標総数508名に対し、京都モ−ニング・クラブ52名の発足を含めて、101名の減少に終わりました。91クラブありますので、クラブ平均1.7名の減少です。今年度の当初会員数は6,501名で各クラブの増強目標総数は491名です。
水原醇地区会員増強委員長以下、留任ということで、大変な危機感で、会員増強に協力を要請されておりました。各クラブに、少なくとも2名の純増をお願いするとのことです。諮問委員の坂部慶夫PGのお話を基に、本日のスピ−チをします。
自分にとって、ロ−タリ−・クラブとはなにか。人に勧められて、ただなんとなく入ったという、主体性のない人も多いと思います。自分は、ロ−タリ−に何をすることが出来るか。・・この言葉を聞きながら、ケネデイの言葉「与えられるのではなく、何を与えることができるか」をJC入会の時、故塩見清樹理事長に云われたのを思い出しました。・・あるいは、エリ−ト意識をもてるからか。
ここで大切なことは「本物は、易しいときも、難しいときも、本物である」ということです。困難の中から歩みが始まっています。ロ−タリ−の中に価値観をしっかり持って欲しい。仕事への生き甲斐からでも、入会動機からでも、ロ−タリ−の中に、自己の価値観をしっかりもつことです。自己に自主性がなければ本物ではありません。
次に大切なことは、「量は質を落とす」という固定観念をすっぱり捨てることです。どんな会員も会員教育で素晴らしいロ−タリアンに育てることができます。
「鉄は熱い内に打て」が肝要です。さらに退会防止は、消極的な会員増強です。
具体的な方法として、10名でシェイク・ハンド・ナイトを開く。会員増強の話をして、1〜2名の新会員を推薦してもらう。・・・「困難とは、失敗を意味するのでなく、困難こそ、創造の力が問われるときである」・・・という坂部慶夫PGのお話でした。
最後に「会員増強は、ロ−タリ−・クラブのエネルギ−である」と言われた、宮崎茂和ガバナ−の言葉をおくります。
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余話:
ロ−タリ−は地方都市ふれあいの拠点
ロ−タリ−の綱領の第一「奉仕の機会として知り合いを広めること;」が会員増強の主眼です。地方においてロ−タリ−・クラブは、経済人の知り合いを広める交流の拠点であり、情報収集と人間関係の機会を得る最高の場です。
以下は、宮崎茂和ガバナ−の公式訪問で、クラブの会員増強についてお尋ねがあり、私が提出したレポ−トの一部です。
企業メセナ、フィランソロピ−(企業の社会貢献)という言葉があります。また企業市民(コ−ポレ−ト・シチズンシップ)という言葉もあります。経団連やJCが様々な委員会や基金を設置して、企業の社会参加をアピ−ルしようとしています。進出企業の幹部(支社長、支店長、工場長・・)の方々の、地域社会との交流活動を表現する適当な言葉はないでしょうか。地元を故郷とする企業人は、もとよりのことですが、進出企業の企業人も積極的に交流し、職業奉仕をするという、「企業人の地域交流・貢献」の概念を定義化し、ロ−タリ−として、アピ−ルしていただきたいと考えます。
地方の町づくり、地域活性化についての地元の勝手な論理からですが、地方都市では、市内諸団体の構成要員は限定されて、どんな会合に出席しても同じ様な顔ぶれです。進出された企業人の参加、新しい視点からの意見が、大いに期待されるのですが、それがあまり望めません。
地方での人的交流の場・拠点としてのロ−タリ−に是非参加していただくような啓発活動が、まずロ−タリアン自身に、さらに本社企業のトップの方々に対して、できないものかと考える次第です。
先般も当市の有力な企業へ会員増強に行ったのですが、万一、クレ−ムを起こしたとき、社長がロ−タリ−で出ていたのでは、親企業から何を云われるか心配との口実がありました。仕事に熱心な方ほど、ロ−タリ−は大変という思いが強いようです。社長職の現業では余程の名士でなければまだ若い、会長職になれば入会するの意向です。
これも親企業の本社トップの方々の、ロ−タリ−が果たしている地域の交流活動への理解がもっと深かったなら、逆に親企業から地域の職業奉仕活動をやっていますかと、お薦めになると思う次第です。地方のクラブの力だけでは、この様な企業本社の方々にまで、「ロ−タリ−は地域交流活動の拠点」というような理解を求める活動ができません。
今般、地区会員増強委員会からもアンケ−ト調査があり、地区で研究して欲しい要望事項として、このことを提言しました。
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例会スピ−チ 98年8月28日
親睦例会 青少年交換留学生:
エゲメン・ド−ガン君/ホスト夫人
卓話:櫻田拓也会員
「嫌いになった八月」
青少年交換学生:エゲメン君を歓迎して
トルコのイスタンブ−ルより先週の21日に来日されました、青少年交換学生のド−ガン.エゲメン君をお迎えしています。また22日には村上佳寿子さんが、元気に関西空港よりトルコに向け出発され、見送りをさせていただきました。
本日の例会に、ホ−ムステイをお願いする、ホスト家族の方々をお招きしましたところ、ご多用にも関わりませず皆様が、ご出席いただき有り難うございました。心より歓迎の意を申し上げます。
留学を受け入れていただく綾部高校、親身にお世話をいただきます、ホスト家族の方々、カウンセラ−の森永功先生、国際交流委員会をはじめ、クラブあげてのご協力をいただき、この事業の所期の目的が、達成されますことを願っています。
エゲメン君には、早く日本語を覚え、日本の風習になじんでいただき、良い思い出をもって帰っていただく、国際親善の成果を期待しています。
私事になりますが、このお盆に富山に行って来ました。例年ですと登山をするのですが、大雨で山が荒れているのと、なお大雨の警戒が必要とのことで断念し、礪波市にあるチュ−リップ公園に行きました。チュ−リップ四季彩館という展示館があり、入り口のメイン・モチ−フとして、金属製の先の尖った独特の花の形をした「アクミナ−タ」という「イスタンブ−ル・チュ−リップ」が飾られていました。砺波市は、イスタンブ−ル市とチュ−リップの縁で姉妹提携都市となり、イスタンブ−ル大学教授の書かれたイスタンブ−ル・チュ−リップ図鑑を日本語訳で復活出版するなど交流が盛んです。日英版の本をエゲメン君にさしあげます。
チュ−リップは、トルコなど中近東一帯が原種の生育地ですが、17世紀オランダで原種の交配から作出されたものを、更に品種改良を重ねて、現在の華麗な品種が造られたと云われています。17〜18世紀の欧州では、珍奇な新品種に万金を投ずる「チュ−リップ狂時代」が出現しましたが、実はビ−ルスに犯された病気の花に興じていたということです。
トルコでも、1718〜30年にオスマン帝国第23代スルタ−ン、アフメット3世の官邸を中心にフランス趣味が流行し、ベルサイユ風の庭園にチュ−リップをオランダから輸入、珍重され、スルタ−ン保護の下に各分野の学問、文芸が栄えたという「チュ−リップ時代」があったということです。
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例会スピ−チ 98年9月4日
新世代のための月間 RYLA「若者の集い」参加者
卓話:梅垣良佐久会員
「海外アラカルト」
若者は地方では主役
9月は、新世代のための月間です。本日は峰山ロ−タリ−・クラブの主管のもと、久美浜の小天橋周辺で行われる、第30回RYLAの出席者10名の青年男女諸君をお迎えしています。他の地域や職場の青年が交流を深め、啓発しあう良い機会であり、楽しい経験をしてきていただきますよう願っています。
先般の綾部ロ−タ・アクト500回記念例会に「ディベ−ト」という企画があり、「あなたは綾部に住みたいか」のテ−マに対し、肯定側と否定側に分かれ、それぞれの立論陳述のあと、交互に相手の立論に対し反対尋問と答弁を行い、最後に最終弁論を行うという手法で討論が行われました。
その内容やディベ−トの事については、また次回にお話ししますが、アクト・クラブの次の例会で、こんな事を当日の講評の続きとしてお話ししました。
2年前に綾部で「ふるさと振興セミナ−」が行われました。行政の地域指定事業の一環でもあり、綾部市の諮問委員をされている、福原教室の京都産業大学の学生さんが多数、綾部に泊まり込み、視察や討論会に参加される内容でした。
私は企業紹介で自社の紹介をしましたが、さらにスポ−ツ・レクレ−ション部会に出席し、この大学生たちの綾部に対する意見感想を聞きました。綾部には、若者が遊べる場所、ファ−スト・フ−ドのチェ−ン店などが少ないなど、ロ−タ−・アクタ−が出されたのと同じ様な論拠が出されていました。
その時私は「都会では若者が、孤独や大衆のなかに埋没してしまっている暮らしに対し、地方都市にいると若者は、容易に主役として活躍する場が与えられ期待される。スポ−ツや、祭りや、消防や企業でも地域社会とつながり、注目される活躍の場がある。やる気のある青年には、その事に生き甲斐がある、やる気のある若者は是非綾部に住んでください」と話しました。
あとで人に話すと「今の若者は、それが、かなんのや!」との声がありました。それでこの両論でアクトの論争を聞きたいし、またロ−タ−・アクトの活動の本質は、これでないのかと話しました。
地域社会の方でも以前に比べると、地域行事の参加役割などについて、何か若者に遠慮している様子が伺えます。昔は地域あげての行事も盛んで、若者の活躍の場ももっと多かったと思いますが如何でしょうか。
以上の話ですが、RYLA参加者のグル−プ討議の参考になればと思います。
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例会スピ−チ 98年9月11日
公式訪問 ゲスト:宮崎茂和ガバナ−
ガバナ−・アドレス
「ロ−タリ−の夢を」
フェニックスに託されたロ−タリ−の夢
この春に宮崎 茂和ガバナ−より絵はがきをいただきました。
「RI会長テ− マが発表されま した。目標に向 かって一緒に頑張りましょう」
のメッセ−ジを 入れていただき 、RI会長テ−マ「ロ−タリ−の夢を追い続けよう」のシ−ルが貼られています。
絵はがきは、アナハイムの、RI本部ビルを INTERNATIONAL ASSEMBLY・ANAHEIM
フェニックス樹」をバックに撮影されたものです。
私事になりますが、この絵はがきをいただいた直後に会社の慰安旅行で宮崎、鹿児島に行きました。堀越峠のトンネルを抜けて、太平洋の波が打ち寄せ、ホエ−ル・ウオッチングができる日向灘の眺望の素晴らしい宮崎海岸のフェニックス樹に囲まれた、フェニックスというドライブインで昼食をとりました。ビルの大きさは全く違いますが、絵はがきのイメ−ジと一致しました。「フェニックス」は宮崎県の県木です。
会長エレクト研修会と地区協議会が、福井市の国際交流会館とフェニックス・ブラザでありました。「フェニックス=不死鳥」は福井県の県鳥です。フェニックス・ブラザは、福井大震災の犠牲をメモリアルして、建設されたと、会場の福井ロ−タリアンより、インフォ−メイションをいただきました。
私が福井大学に入学したころは、駅前のダルマヤ百貨店の入り口フロア−に地震の亀裂が走っていました。福井県庁のある福井城を囲む堀の、地震で崩れた石垣のそばの民家の、ベニア板張りの部屋に下宿しましたが、そこの高校生の娘さんの襟元にケロイドがありました。お風呂屋さんに行くと、ずいぶん多くの人にケロイドが見られ、水に入って難を逃れた話の現実を知らされました。
宮崎ガバナ−が「フェニックス」に託された、「ロ−タリ−の夢」が私にはよくわかります。福井は戦災と震災を超えて、立派に荒廃から復興しましたが、世界には多くの飢餓貧困、戦争や病気、家のない人、文字の読めない人、不幸な子供達がいます。今日は、宮崎ガバナ−よりガバナ−・アドレス「ロ−タリ−の夢」をじっくり話していただきます。ご静聴ください。
綾部には、世界連邦平和都市建設という市民の夢があります。世界連邦平和都市宣言50周年をひかえて、世界から宗教戦争をなくそうという世界宗教者会議の話題があります。国家(政府)とNGO(市民)組織が連携、補完しあって平和を築く道程が始まろうとしています。
この綾部の夢を宮崎ガバナ−には、レポ−トでお渡ししました。会員の皆様には10月の「環境と平和の日」の例会で、お話しする予定です。
宮崎ガバナ−からいただいた絵ハガキ
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記録:
綾部クラブの会員増強について
以下は、宮崎茂和ガバナ−の公式訪問の時に、会長・幹事懇談会でさしあげました資料です。
昨年度の山田三郎ガバナ−の公式訪問で、会長エレクトの私に会員増強・拡大について質問があり、次のようにお答えしました。当市の人口は、なお低迷を続け、4万人を大きく割り込んでいる、減少の傾向に歯止めをするべく、近年の工業団地造成や商業再開発の効果に期待中の状況です。これらの効果が出てきて、@市人口の増加があり、A進出企業からのメンバ−獲得、女性会員の入会など、B会員数が80名を超えた段階でなら拡大を考えうる。
舞鶴市が、東西で各4万人をベ−スに各1クラブです。福知山市は7万人で2クラブあり、ライオンズも2クラブの計4クラブを考えると、綾部も先に拡大した方が有利というメンバ−もいます。現在は時期早々ですが、僅かながらの拡大の要素はあると思われます。 ただ、福知山市は、卸商業が多く進出され、出先機関も多くあり、ロ−タリ−などの人的交流が仕事に役立つ一面が、利しているとの分析が出来ます。
私はテニス(テニス協会会長)をしていますが、進出企業の幹部社員方もテニス協会の理事や市体育協会の理事に出向していただくなどの協力をいただいております。しかし工場長様方は仕事熱心な故か、あまり人的な交流の場にお見えにならず、以前は当クラブの熱心な会員もありましたが、定年退職で退会後は、後継の方のロ−タリ入会をいただけない状態です。
進出企業では、交流ブラザという協同組合を結成され、私達の綾部鉄工協同組合と交流しようとの活動もあります。先年には、ライオンズ、JCの会長もこの鉄工組合の理事メンバ−であり、組合の理事長以下多数が、ロ−タリ−の副会長などでしたので、これらの方々に是非入会して交流をと呼びかけましたが、企業人としての参加は難しそうです。また進出企業には、企業の地域交流として、工場のある住民の参加を呼びかけて、納涼大会をされるなどの活動をされています。
地区の調査網でロ−タリアンのネットを作られ、もしもこれらの企業の紹介状をいただけるとなれば、それを前提にもっと有効な増強活動を進められるのでは考える次第です。勿論、大阪本社の企業などもあり、近畿地区、日本、RIのNET活動がなければ用をなしませんが、工業団地に一つの窓口が開ければ、次々の結果も期待されると思います。
地区への要望事項として;「企業人として、地域での交流活動をしましょう」という「社会全般に向けた啓蒙活動」についての研究をお願いします。
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例会スピ−チ 98年9月18日
ゲスト:若山行正京都研究所長
「環境問題について」
ホ−ム・ペ−ジで環境保全をアピ−ルしよう
国際ロ−タリ−の広報メディアの一つにインタ−ネットのホ−ム・ペ−ジがあります。ロ−タリ−財団の諸活動、ポリオ・プラスの取り組みなどをはじめ、図表や写真も豊富に各分野にわたり、数百ペ−ジもあります。ただ飢餓貧困などのペ−ジは豊富ですが、環境保全のペ−ジはほとんどないようです。昨年のインディアナポリスでの国際大会のエントリ−記事も充実していて、メンバ−が直接インタ−ネット・メイルを用い、参加申し込みができるようになっていました。
アメリカの会員が殆どですが、AOL(アメリカ・オン・ライン)を利用したロ−タリ−会員のNETもあります。また2650地区内の数クラブが、RIのホ−ム・ペ−ジにリンクを貼られています。世界の各地区ロ−タリ−をリンクしたペ−ジもあります。ゾ−ン合体区は1ペ−ジのリンクです。
私達の2650地区はまだなので、宮崎ガバナ−に地区の事業で開設されるよう進言しています。本年リハ−サル大会をする国際大会の開催に併せ、近畿四地区合同のペ−ジをRIに登録すると大きなスペ−スを利用でき効果的です。イメ−ジ・マップといって、2650地区の地図にリンクを貼り、綾部をクリックすると綾部RCのホ−ム・ペ−ジが見れると言うことです。勿論、府県別クラブ名の読み順リストや環境問題など、ジャンル別のリストからのリンクも併設します。
2650地区内の各クラブが取り組んでいる、環境保全の活動の総量は、なかなかのものです。三国の油回収、琵琶湖周辺クラブの環境保全、京都近郊の自然景観保全、天の橋立の砂浜清掃、伊佐津川の生態観測・・を各クラブがホ−ム・ペ−ジで紹介すれば、RIをはじめ世界に大きなインパクトを与えることと思います。RIの公用語に日本語はありませんが、写真に英文のコメントの併記で充分です。
京都府にOWN(老いも若きもNET)という生涯教育のNETがあります。各市町村の末端タ−ミナルが記載されている中で、綾部市だけがありませんでした。中丹文化会館がありますが府の施設です。
以前朝日新聞に近畿四府県の各市町村の紹介特集がありました。山崎町など記載の中で、綾部市だけがありませんでした。今はこの様な一律の特集では、一々記者が出かけて取材する時代でなく、ホ−ム・ペ−ジで基本デ−タを集め、編集する時代になっています。
市に云うと、職員の多数がインタ−ネットをしていますと云っていましたが・・・。宮崎ガバナ−に地区の広報プロジェクトにされないと駄目ですよと提言しました。
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例会スピ−チ 98年9月25日
親睦例会 卓話:伴仲博司会員
「本音と立て前」
国際化の理解から地球平和を
彼岸が過ぎ、秋たけなわになってまいりました。今年は、お盆例会が休会になりましたので、話しそびれたスピ−チをさせていただきます。
昨年、私の中学時代担任の木下禮次先生から呼び出され、綾部史談会の権威ある例会に行ってまいりました。昨年当クラブの例会でゲストにお迎えし、卓話をされた同じく中学恩師の渡邊忠夫先生の書かれた「カロ−の桜」の主人公の故山崎少尉が、史談会同人の山崎巌先生の兄にあたることを行ってから知りました。
呼び出された用件は、市民新聞などに「カロ−の桜」が紹介されたこともあり、戦後50年の今、綾部史談会でも太平洋戦争についての評価を、市民から問われることもある。ついては戦後派の見る、太平洋戦争観を聞かせて欲しいとのことでした。
悲惨なインパ−ル戦記でもある「カロ−の桜」を読んで、極限の状態にありながら、故山崎少尉の優しい心遣いに感銘し、今日の日本の平和は、この人達の尊い犠牲の上でもたらされていることを感じました。
ただ戦った英国軍は本国兵との戦いでなく、地元のグルカ傭兵であり、ジャングルの中の遭遇戦であり、相手には急降下爆撃機も戦車もあり、日本軍は旧式の三八銃での戦いであり、長い補給線(兵站)を余儀なくされ、何よりも日本は、生産人口を失っていく、悲惨な消耗戦の現実を知らされて愕然としました。
勇猛果敢な精神主義だけでは勝てない戦争を、何故続けたか。国際感覚を身につけた、時の先覚者達は何をしていたのか。そんな疑問をもちました。
今日の平成維新といわれる国際的な経済戦争の状態もあります。「日本人の内なる国際化」の問題は、大化の改新以来、日本の歴史に繰り返し登場し、その都度大きな犠牲をはらって、消化してきたと思います。「太平洋戦争」もそう言う意味では、一つの大事件であったのではないのか。
繰り返し問われる「日本人の内なる国際化」の問題を歴史的に問題提起することで、常に「まずい対応」を繰り返す現状にたいして、効果のある視点が得られるのではないかと思います。
綾部の「世界連邦平和都市」の実現への取り組みについて、民族、宗教、政治、経済、文化などの相違を超えた「地球市民」としての国際化への理解が、世界平和への道筋であると思います。そのような意見を具申して、活発な討論を聞かしていただきました。
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例会スピ−チ 98年10月2日
米山奨学月間 ゲスト:張文青米山奨学生
田辺廣躬地区委員
「米山奨学生として学んだこと」
皆んなが米山功労者になろう
本日は会長タイムが少し長くなりますので、ゆっくりお食事をしながら、お聞きください。
先週の福知山のIM(インタ−シティ・ミ−ティング)には、多くの会員のご参加をいただき、有り難うございました。また、パネリストで頑張っていただきました由良大司会員、フロア発言の田所卓会員ご苦労様でした。
その折の懇親会で、米山奨学諮問委員の増田房二PGとお話しましたが、本日お見えの張文青さんは大変お美しい方と伺い大槻米山委員長にも伝え、お出でをお待ちいたしておりました。心より歓迎申し上げます。
エスコ−ト役で同行いただきました、田辺広躬地域委員には、綾部青年会議所の大変な難儀を助けていただいた事があります。オイル・ショックの時に私が理事長をしていましたが、丁度今頃の季節、小西屋に京都の山本力也ブロック長、福知山のイサオの林田紘理事長など京都7JCの理事長が集まり、ブロックを引き受けてくれの膝詰め談判を受けました。
当時は、多くの有力メンバ−が卒業された交代期で、さらにオイル・ショック不況で事業に失敗するなどで総務委員長、事務局長、国際交流委員長など6名が退会されるという、ベテラン経験者の短境期でした。私は何とかやれても、総務委員長以下、ブロックの事務局運営を引き受ける、ブロック経験者が皆無ということと、また綾部JCは、認証15年・創立20周年の節目と重なり、その実行委員長を引き受けていると云う理由で、何とか、お断りできました。
それではということで、一同福知山に走り、田辺さんの自宅に押し掛けたのは、もう零時を回っていたと思います。起きてこられた田辺さんに家に入れていただき、ブロック長を引き受けていただき、ほっとしました。
ロ−タリ−は定年制がありませんが、その年度をベテラン会員さんに、役を引き受けていただくのは、大変運営が楽ですのでそうなりがちです。私は経験者の人材は常に厚くと、この時に感じましたので、今年は新人を多く登用させていただいて、21世紀のロ−タリ−の人づくりを、活動方針にとりあげさせていただいた次第です。前置きが長くなってしまいました。
私が米山財団奨学生の存在を知り、お話を初めてお聞きしましたのは、私がロ−タリ−に入会した年度に、青少年活動委員会に入れていただき、藤本繁委員長とともに福知山の北稜コミュニティ・センタ−で行われた、両丹7クラブのRYLA「若人の集い」に参加させていただいた時です。
中国、韓国、マレイシァなどからと記憶していますが、6名ほどの米山奨学生がおられ、大変わかりやすい日本語で、日本での体験談や自国との風習の違い、自分の学習の抱負などを話され、私も大変感銘を受けましたので、丹念にメモを取ったことを覚えています。そのメモを探したのですが、もう10年以上の年月が経ち、どこかに紛れ込んでしまったようです。
次は私が米山委員長をした時の思い出ですが、両丹7クラブの委員長会議が、舞鶴のグランドホテルでありました。私は車で行き、余裕を持って定刻前に席に着いたのですが、すでにほぼ全員が出席され、雑談中のようでした。するといきなり綾部さんと、諮問委員の増田房二PGに呼ばれました。昨年度の綾部の成績が非常に悪いということです。事実、第2650地区でワ−スト4位で金額が24万円位であったと思います。このワ−スト4位の金額は、ずば抜けて悪く、ワ−スト5位は、50万円以上でした。それで綾部より悪いクラブの名前を全部覚えたものです。
これは大変だと思い、「皆んなが米山功労者になろう」と、まず3万円の準米山功労者の積み立てを呼びかけました。当時は入会者の準米山の制度も、綾部クラブにありませんでした。それで篤志のある方、余裕のある方などだけが、「ロ−タリアンの幸せ・華」であるといわれる、米山功労者になられるのではなく、ロ−タリ−の会員全てが、毎年3万円の米山の奉仕をして、10年で米山功労者に、全員がなろうという活動をしました。
納税申告を自分でされている方は、ご存じだと思いますが、寄付行為としてこの3万円は寄付控除の対象となります。米山奨学財団からきちんと毎年、控除証明書が送られてきますので、申告書に添付すれば終りです。税率10%の方なら、2万7千円返る計算で、した方が得の好例です。
そのような米山財団の委員会活動でしたが、その年は皆様のご協力を戴きまして一挙に躍進し、地区からも認めていただきました。
ここまでが会長スピ−チですが、お許しをいただいて少し蛇足を申し上げます。実はこの時、当クラブの長老であった梅原昇大先輩から叱られたことがあります。皆様は米山寄付は、功労者が30万円、ファンズ・フェロ−が15万円なので、3万円の積み立てでは、おぼつかない、米山寄付の足を引っ張ることになるのではとお考えだと思います。しかし3万円を70名が出せば、210万円で、クラブ予算である100万円の2倍以上になります。米山委員会は、毎年大変な苦労をされて寄付集めをされていますが、大変楽になり、クラブの成績も安定します。
ここからが叱られた話の要点です。地区の委員長会議で他のクラブから教わったのですが、クラブに米山財団幹事とか会計をおかれて、このお金を積み立ての多い方から優先して補助し、米山功労者を作っている。 当クラブだと、これだけでも、単純計算で毎年7名が順番に米山功労者になれます。しかも補助された会員はいわば借金するのだから、早めに残額を払われる。一度に30万、15万必要でなく、これは3回分の9万円程度を残している人が目標であるとのことでした。
皆様が平素されている、積み立て定期や、50万円ほどの障害保険積み立ての満期継続と同じ感じで、早い目に返された分は、2た廻り目の前倒しの積み立てになるわけです。それで、全体で運用できる金額はさらに増えて、数十名の功労者が毎年苦労なくつくれる。そうなれば、ロ−タリ−財団寄付と折半しての運用もできる・・と良いことずくめの話でした。
クラブの成績は一般寄付と篤志寄付の合計です。いわば個人の業績が、クラブ全体の利益になります。金額も集まり、功労者も確保できると言うわけです。
毎年3万円の積み立ては、義務づけでなく、理解協力いただける方から始めますので、当クラブでもやれませんかと、梅原昇大先輩にお伺いしたのですが、それは綾部クラブのやり方ではない、と諭されました次第です。もしこのシステムが、やれていたとしたら、勇み足になっていたでしょうか。先年のRIの財団寄付、クレジットの方法を見ると地区でも、この方法を考慮されているような感じがしました。
この全体で運用することは、問題外であるとしても、毎年3万円の積み立ては、大変だとは思いますが、旅行積み立てと同じ感覚で、みんなが気楽に米山功労者のゴ−ルにたどり着ける方法ですので、是非お薦めする次第です。しかも積み立てる人が大勢になれば、クラブの業績も安定する一石二鳥の効果があります。
米山月間に当たり、米山奨学寄付へのご協力を宜しくお願い申しあげます。
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例会スピ−チ 98年10月9日
職業奉仕月間 ゲスト:若山行正京都研究所長
「環境保全への取組み」
ロ−タリ−の夢・綾部の夢
綾部には、世界連邦平和都市建設という夢があります。昭和25年10月14日に、市制施行の市議会において、日本で初めての世界連邦平和都市宣言が採択されました。また当時の長岡誠市長が、世界連邦自治体連合会の会長になりました。以来当市では連綿として、市民と行政を巻き込んだ、世界連邦推進活動が展開されております。
今日では、10月14日を「平和と環境の日」と市条例で定め、その日を中心に、小・中学生の平和・環境をテ−マにした作文、ポスタ−・コンク−ル、小学生の環境壁新聞、平和講演会、地球市民の集い演奏会などの多彩な行事が、展開されています。
この活動の主催団体は、綾部市、綾部市議会、世界連邦建設同盟綾部支部、綾部市民憲章推進協議会、JCの五者ですが、世界連邦と市民憲章の両会長がいずれも当クラブのロ−タリアンであり、両組織共にロ−タリアンの会員が多くおられ、「平和と環境」は当クラブの得意な分野であるといえます。
神奈川県の長洲知事の会長退任後、再び谷口昭二綾部市長が世界連邦自治体連合会の会長になり、現在は四方八洲男新市長が、会長代行を努めています。先般のインドとパキスタンの核実験には、いち早く抗議の表意を送りました。
当市は、市制施行50周年を西暦2千年に迎えますが、これはまた日本の世界連邦運動史50周年です。この時に当たり、先の40周年にも綾部市で開催されました「世界宗教者平和会議」を再び綾部で開催し、万教同根の信念の基、世界中の宗教者のトップの方々が集まり、「ノ−モア宗教戦争=宗教戦争禁止」の決議をしようと企画されております。
日本には信教の自由があり、公序良俗に反しない限り人から差別、迫害されることはありません。人類の英知と勇気、人類愛の深化、国際理解の伸展、寛容の精神の発露により、人類は、ぼつぼつ悲惨な戦争行為や、深刻な環境破壊に対して、自己規制をする能力を手に入れなければ、我々人類や緑の地球は、滅びてしまうのではないでしょうか。ノ−モアひろしま=核兵器、対人地雷、地球温暖化防止に始まり、宗教戦争、テロ、民族間戦争などの禁止・・・へと人類の英知を結集した決議が続き、実行されていくことを、真の平和、美しい地球への道であると夢見ます。
世界連邦は、NGO(非政府組織)です。先般の京都の地球温暖化防止対策国会議(COP3)では、このNGOである環境諸団体が、環境先進国である欧州諸国と協力して大きな役割を果たしました。NGOは、国家に対立するものでなく、国境を越えて国際世論を背景に活動し、国家を補完するものであると云われるようになりました。国家エゴを調整し、世界人類のオピニオン・リ−ダ−として、真っ暗などろどろした現実社会を射し抜く、一筋の灯台の光のように、NGOの役割が、今後次第に増加してくるものと思われます。
ロ−タリ−・クラブもまたNGOであり、世界連邦と同じだと、当クラブの元会長の故塩見清毅氏は、第二組のIMにおいて、パネリストとして発言されていました。ロ−タリ−の各クラブは、各個がそれ自身完結した組織である。RI会長代理である地区ガバナ−を通して、各クラブは国家を超え、国際ロ−タリ−そのものの主体に帰属している。ロ−タリ−は、奨学生の受け入れやポリオ・プラス活動など、その国際活動は最大のNGOに優ると。
この人類の英知、相互理解と寛容の精神・・などの国際世論を背景にし、組織力と実行力を手にしたNGOの活躍が、新しい21世紀の「世界平和と地球環境」への道を拓く新しい要素となり、国家・政府、国連の役割を補完し、国家、民族、宗教、南北問題・・・などについて、実質、効果のある調整力が発揮される時代がやってくる。そして「世界平和」と「地球環境保全」が達成されると夢見ます。
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例会スピ−チ 98年10月18日
エクスカ−ション 二王公園「パタ−・
親睦家族例会 ゴルフと バ−ベキュ」
綾部の観光振興を願って
本日は、クラブのエクスカ−ション例会で、ここの「二王公園」に来ております。参加されたご家族の方々を心より歓迎申し上げます。秋の一日をゆっくり、この「君王の里・二王の里」でお過ごしいただきますようにお願いします。親睦委員会、出席委員会、SAAの方々には、大変お世話になります。
寺伝によりますと、推古7年(599)聖徳太子の創建といわれる君王山光明寺ですが、寛平年間(889−898)に理源大師が真言の道場として再興され、盛時は坊舎72を数えました。大永7年(1527)の戦乱で、ほとんどが焼失しましたが、さいわいその災を逃れたのが二王門であり、京都北部で唯一の「国宝・二王門」にちなんで、「二王村」「二王公園」が名付けられています。
綾部では、周辺施設である上林温泉、青少年山の家、かやの里などを二王村という村興しの拠点とされ、ほたる祭りなどの行事も行われていると伺っています。
私の趣味のテニスコ−トもありますが、ハ−ドコ−トなのと、ナイタ−施設がないのと、少し遠いのとでメンバ−の利用は殆どありません。
地元の方の利用は、ともかくとして、温泉、食事、宿泊、遊び、花公園、屋内遊技場などのそろった、レクレ−ション・ゾ−ンとして整備されれば、もっと合宿などの利用も伸びるのではないかと思います。
先般、丹後弥栄町の「味わいの郷」にいきましたが、味の工房がそろい、なかなかの賑わいでした。商品も地ビ−ルをはじめ、パンやケ−キ、チ−ズ、らしきグッズまで揃っていました。地元産品は中に入れないそうで、外で売られている、さつまいもやジャコに魅力がありました。弥栄町は「スイス村」「ガラシャの里」などもありますが、この「味わいの郷」は海辺でもなく、だだっ広い果樹園の一画に拓かれた施設で、第3セクタ−の経営のようです。この「二王村」と立地条件は、あまり変わらないと思いました。
峰山RCの稲穂寛会長に、中丹から加悦の「SL広場」「フレッシュ加悦の里」丹後「味わいの郷」今度開通した、「たんたんトンネル」を通り、「モンゴル館」「シルク温泉」が周遊コ−スに使えると話しますと、峰山RCも「味わいの郷」で、バ−ベキュウ例会などをされたと云うことです。そして観光施設は、点から線に、さらに面へと発展して欲しいと言うことでした。舞鶴一帯までの観光施設の連携と振興を、稲穂寛会長と話しあいました。
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例会スピ−チ 98年10月23日
ゲスト:大久保昇地区財団委員長
財団奨学生:瀧花美輝さんのこと
ロ−タリ−財団のプログラムには、財団の最初のプログラムである国際奨学金をはじめ、教育的プログラム、人道的プログラム、今日脚光を浴びている、人道的な国際奉仕プロジェクトのための同額補助金など様々な活動があります。
私は何故か当綾部クラブが関係した国際奉仕活動の、GSE、財団奨学生、青少年交換事業に、いつも関わらせていただいてきたと自覚しています。
財団奨学生であった瀧花美輝さんから、5年間勤められた国連を退職し、カリフォルニアに転居されて、夫君と元気にお過ごしとのお手紙をいただきました。
瀧花さんは、私がクラブで1度目の国際奉仕委員長をしたときに、クラブの例会にお招きするなどのお世話をした方です。大阪空港でお見送りしましたが、貴重品を入れたポシェットを腰にきりりと締めて、女一人旅の勇姿で英国の大学留学に旅立って行かれました。 帰られてからもクラブの忘年例会などにお招きしてスピ−チをいただきました。財団学友はRIの準メンバ−なので、里帰りの際は遠慮無く夫君とクラブ例会に参加下さることを、お願いしたいと思っています。
瀧花さんが国連職員に応募されるとき、この財団奨学生の経験と、留学で修士号を得たことが、ずいぶん役に立ったとお聞きしました。若者に職業の機会を与えるという財団奨学制度の目的を見事に達成された方です。
GSEは、オ−ストラリアからのメンバ−を当ホテルの玄関前で迎えてから、京都のホテルまで送り、次のロ−タリ−に引き継ぐまでの8日間でした。我家はマ−ガレットさんのホ−ムスティでした。非常な勉強家で遅くまでレポ−トを纏めておられました。食事は何でもOKで、菜食主義の方をスティされた牧野芳和会員は大変だったと思います。宮本太資会員は団長のブラッドレ−さん、荻野良一会員はピ−タ−さん、村上博孝会員、渡邊義会員の6人だったと覚えています。 この時、次の財団奨学生になられた下野香織さんに一行の通訳をお世話いただきました。
マ−ガレットさんは、後日来日され、丁度お盆休みに我家に一泊し、千葉から来ていた娘夫婦達と、天瀧まで遊びに同行していただき、神戸まで送りました。
ニュ−ヨ−クで瀧花美輝さんとも出会われて、意気が合ったと伺っています。
2度目の国際奉仕委員長の時にお世話した、青少年交換留学生の梅原奈央さんも、瀧花さんと家が近く、歯の治療に行かれたのが縁で、よく手紙を瀧花さんに出され、何かと教わっていたようです。
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例会スピ−チ 98年10月30日
親睦例会 卓話:仲江文男会員
「環境アンケ−ト報告」
交通事故の撲滅をはかろう
本日は親睦例会なので、趣味の話をしようか、職業奉仕月間の最終例会なのでその関係の話をしようかと迷っていましたが、その前に若干の報告事項と、お願いを申しあげます。
綾部ライオンズ・クラブの結成35周年記念大会が、盛大に開催され、出席して、お祝いを申し上げてまいりました。
当クラブの45周年記念事業である、新世代グル−プ「NEXT」が結成され、来る11月13日夜の「新世代会議」開催を目指して、鋭意努力されておられます。そのフォ−ラムへの出席依頼に、四方八州男綾部市長、奥原恒興綾部振興局長、梅原陽介商工会議所専務理事、塩見勝洋商工観光課長補佐を訪問して協力要請をしてまいりました。当クラブとしても、皆様ご多用とは思いますが、例会なみの出席参加をいただきますようにお願い申しあげます。
「RLJのゴルフコンペ」で、当クラブが団体優勝、個人優勝、準優勝を獲得されました。参加された選手の方、大変お世話になりました。懇親会のお招きにあずかり出席。昔、ライオンズの粟賀保氏の音頭で、故米川RC会長、故坂根LC会長とJC理事長の鍋師の3名で寄贈しました、紅旗と青旗の両優勝旗に22年ぶりに、表彰の席で再会してまいりました。
その当時は60名を超える参加があり、会場に困るほどであったのが、今回は24名参加で非常に寂しくなっている。次回は、当クラブ同好会代表の山崎春夫会員が当番幹事ですが、各クラブが少なくとも10名以上の参加を申し合わせました。ゴルファ−の方々、宜しくお願い申しあげます。
福西JC理事長がBB賞でしたので、来る11月20日のロ−タ−・アクトが当番幹事の「5クラブ・ボ−リング大会」では、私がBB賞をいただくと宣言してまいりました。現在の所、参加者が少ないようなので、皆様の積極的な参加をお願いします。
先般の福知山のIMでも、パネリストの由良大司副会長は、同好会活動が、また峰山の岸田駿也前会長は委員会活動が、クラブ活性化の大切な要素であると、発言されましたが、短時間の例会だけでは、会員相互の深い理解は進みません。同好会活動への、ご理解を宜しくお願い申しあげます。
本日は、予定を変更して、先般四方綾部市長より召集がありました、交通事故防止対策緊急会議の話をします。
まず交通安全月間の「啓発立て看板」のご協力を、メンバ−企業の方には、本年もお世話になり、まことに有り難うございました。
交通安全協会の副会長をされている、加藤静会員の出席要請に室木幹事と伺いまして、この立て看板の報告と緊急会議の話をしたのですが、大変な事態だと言うことでした。
このスピ−チでは、若干の事故のことを取り上げますが、決して事故を起こされた方を非難したり、関係ご親族の感情を無視するものでない事をご了解の上で、お聞きいただきたいと存じます。以下は、「職員ねっと」からの引用です。
事故は、丹波くりまつりの準備用務で、林業センタ−に出られた市の職員が、帰庁のためJA丹の国農協前を府道に出るときに、右から続く車に気をとられて、左の確認不十分のまま発進し、歩道上を進行中の76才の自転車に乗った女性と公用車が接触し、車道に転倒し頭を強打され、直ちに入院されましたが、1日おいて死亡されたというものです。
緊急会議には、府警本部、府交通関係者、市議会、老人会、自治会、小中高の学校などの諸団体が出席されていましたが、その中で四方八洲男市長は、職員の起こした事故について、深々と陳謝の意を表されました。さらに市庁内の対応を話され、事故の経過や加害職員の反省文を掲載した「二度と悲しい事故を起こさないために」の「しょくいん・ねっとの研修臨時号」を配布されました。
四方八洲男市長は、この事故について、身近な関係者が事故に関係しているものだ。いつだれが加害者であり、被害者であるかわからないので、自分のこととして真剣に受けとめている。と話されていました。
実はこの事故の被害者は、私の会社の従業員の祖母でした。一方当日の緊急会議資料として、綾部市内の交通死亡事故の発生状況についてが配布されましたが、その交通死亡事故概要に、昨年と本年の計13件の事故報告があります。その1番目は当社の新成人になったばかりの従業員が、成人式の3日後の退勤後に起こした事故です。いかに事故が身近なものであるか、身にしみてわかり、絶対に交通事故を起こさないと、自戒するものであります。
本年の当市の事故死亡者数は、10月18日現在で6名(他に統計外3名)になり、昨年合計7名と比較して、例年の年末の急増現象を考慮すると、もう後がない崖っぷちの緊急事態ということです。
討議のなかで、外部からの車による事故は、12パ−セントしかなく、第一当事者の大部分は綾部市民などの地元の人であり、自分の手で安全を守る必要があると強調され、老齢者人口の増加のなかで、老人が被害者、若者が加害者の事故が目立つことが報告されていました。
京都府全体で、事故死者数の減少を目標に努力しているが、非常に厳しい状況であり、飲酒運転の追放、シ−トベルトの着用、老齢・若年者の交通マナ−教育、地域住民への啓発活動、事故発生危険個所の再点検・改良の5項目を重点に取り組んでいるということです。シ−ト・ベルト着用が京都は悪いと言うことでした。
事故は決して他人事でなく、自分の問題として充分認識して、安全運転に取り組んでいただきたいと思います。(追記:年末に起きた、本年最後の事故死者も、当社の高齢の退職された元従業員でした)
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例会スピ−チ 98年11月6日
ロ−タリ−財団月間 若山行正京都研究所長
「環境問題取組の推進1」
ホ−ム・ペ−ジのコスト・パフォ−マンス
前回はホ−ム・ペ−ジを使って、ロ−タリ−が取り組んでいる環境保全活動を、世界にアピ−ルしようという話をしましたが、本日はその続きです。
ホ−ム・ペ−ジを開設するには、ブロバイダ−に加入する必要があります。例えば綾部商工会議所や西町アイ・タウンがホ−ム・ペ−ジを開いていられる、N−関西の場合、加入料:7000円/利用料:22000円/年の固定料金制になっています。ホ−ム・ペ−ジは、10MBまで無料です。
ペ−ジを読み込む負担を軽くするために、余り大きなイメ−ジ写真は避けるので、適当な写真を5〜6枚使うと、1ペ−ジが本文を併せて20KBぐらいになります。1MBで50ペ−ジ、10MBで、何と500ペ−ジ分が、上記の約3万円で利用できるわけです。
もしこれをカラ−写真をふんだんに使って、同じ程度の印刷物で仕上げたら、いくら掛かるでしょうか。そしてこれを郵送するとなれば切手代も馬鹿になりません。ホ−ム・ペ−ジはさらに、デジタル・カメラで写真を撮っておけば、誰でも簡単につくれます。ワ−ドや一太郎というワ−プロ・ソフトでもホ−ム・ペ−ジの作成ができ、さらに何時でも写真などの内容を簡単に差し替えできるので、時節にあったアピ−ルができます。
豊岡市にある「こうのとり繁殖センタ−」のホ−ム・ペ−ジを学習のために、ソ−ス・ファイルなどを参照したことがあります。こうのとりの生態は勿論、バレ−公演や講演会、若者の討論会・・の行事紹介で埋められた、なかなかのものです。
ホ−ム・ペ−ジを作り、ブロバイダ−に送るには、コンピュ−タが必要ですが、一度送ってしまうと更新や反響メイルの参照時以外に、コンピュ−タ−を動かしておく必要はありません。極端に云うとホ−ム・ペ−ジの製作を誰かに頼み、ブロバイダ−に登録してしまえば、WEBと言われるインタ−ネットの通信網を経由して世界の何処からでも見てもらえます。そのためのリンクをRI、地区、地域情報NETに貼って貰います。INSネットの基本料金は2830円で、携帯電話の3600円より安く、しかも福知山局なら3分間に10円の料金で、世界中の情報がみれます。
現在はまだ少数の人しか見ていない状況ですが、モバイル・ギアという携帯型の機器や、ホ−ム・テレビ兼用のインタ−ネットも普及してきていますので、携帯電話が普及したときの状況を考えると、利用の拡大は早いのではと思います。
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例会スピ−チ 98年11月13日
炉辺会合報告例会/情報委員会
挨拶:山口龍太郎NEXT代表
社会人1年生:不二越の思い出(1)
福井大学を卒業して、富山にある不二越鋼材工業に入社しました。学卒者33名採用の中の一人でした。 不二越は、NACHI印の切削工具、特にハクソ−という金切りのこ歯の発売元で有名です。工具、ベアリング、工作機械とそれらに使用する特殊鋼材の製造部門があります。富山では、綾部におけるグンゼと同様の存在感で、戦時中は、ハ−ド部門の軍需工場として、戦時採用された従業員数は、すごかったようです。
資本金が大きすぎたのか、株価も10円台を数度も低迷したこともあり、大きな工場の経営を建て直す苦労も大変だったようです。私の入社した時の初任給は、高卒で8千円、大卒で1万余りの時代でした。
入社後は、体験実習があり、工具、軸受けなどの全製造部門を廻りました。工具や軸受けの焼き入れ工程はすごい印象を受けました。特に東富山の製鋼所では、深夜勤を体験しました。仮眠室で休んだあと、高周波電気溶解炉での炉前作業でした。真っ赤に解けた鉄のインゴットを運び出すため、クレ−ンのフックでクランプするという、ものすごく熱い仕事を一週間体験しました。
私は、不二越研究所の工具研究室の配属でした。材料研究室と軸受け研究室がありました。仕事は、工具材料の改良や、難切削材の加工などでの工具寿命を測定することでした。研削加工につかう研削材や、当時普及し始めた超硬工具材、セラミック材、放電加工、電解研削などの技術研究もやりました。
仕事として、アメリカン・マシニスト、ウェルクスタット・テクニック、ルスキ−・エンジニアリングなどの技術雑誌を毎月、山のように押しつけられ、全部目を通して、抜粋を書き出す業務をやりました。英訳もやっとの実力なのに、ドイツ語は習っていましたが、ロシア語、フランス語の技術雑誌もありました。
ともかくやるしかないので、辞書を片手に掲載された写真や、グラフを手がかりにして、記事や論文を暗号解読もどきに翻訳し、所長室に送りました。おかげで外国語の翻訳には自信がつきました。
ロシアの雑誌に摩擦熔接という、鋼材を互いに高速回転で自己発熱させ熔着させる。破壊試験でも熔着部以外で破断するという研究が報告されていました。少し考えつかない方法で、早速ドリルの柄と、高速度鋼材製の歯部を別個につくり、摩擦熔着でつなぐ工法が確立され、大きなコスト・ダウンが得られました。
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レポ−ト: 98年11月13日
炉辺会合例会コメント
あなたは、ロ−タリアンとして、職業奉仕ができます
情報委員会の事業である、本年の6グル−プに分かれての「炉辺会合」に、会員の皆様方の熱心な参加と、大変有意義なご討議をいだだき、誠に有り難うございました。「炉辺会合」における皆様方の様々なご意見の要約を、一足先に拝見させていただきましたが、今回それを報告書冊子にしていただけると言うことで、会長として心からの御礼を申し上げます。
「あなたは、ロ−タリ−に何をすることができるか」、ケネデイの有名な言葉、誰かに何かをして貰うことを待ち受けるのでなく、自分が何をすることができるのかが、より大切であるとの言葉です。「あなたは、ロ−タリ−に何をすることができますか」
1.あなたは、ロ−タリアンであることができます。
ロ−タリ−の綱領の第一は「奉仕の機会として 知り合いを広めること;」です。あなたは、ロ− タリアンとして毎週の例会に出席し、ロ−タリ− において親睦を深め、様々な奉仕活動を行い、あ なたの役割を果たすことができます。
2.あなたは、ロ−タリアンとして、職業に奉仕をす ることができます。
あるパストガバナ−が、今日頻発する企業不祥 事に対し、企業倫理の問題として、もしロ−タリ アンの企業なら、この様なことは起こらないはず であると嘆かれていました。「四つのテスト」が、 会社更生の実践から生まれたという実話から伺え るように、「I Serve」としての「職業奉 仕」の理念は、「ロ−タリ−の奉仕の理念」を、 皆様それぞれの職業に生かすことだと思います。
3.あなたは、ロ−タリアンとして、地域社会に奉仕 することができます。
皆様方はすでに業界や地域において、様々な役 目をされておられます。それは「I Serve」 でいう、個人の「職業奉仕」であると同時に、個 人の「社会奉仕」でもあります。平和で住み良い 豊かな暮らしの為になされる、様々な市民活動、 まちづくりの原動力として、あなたの能力が「ロ −タリ−の奉仕の理念」の下に、発揮されること を望みます。
伴仲博司情報委員長からお借りした、佐藤千壽という東京東クラブのPGの書かれた「私本、人作りロ−タリ−」のなかで書かれている文章を紹介します。
会員は、みんなそれぞれ忙しい仕事を持っている。然しロ−タリ−で役職を命じられたら、絶対に断ってはいけないのだ。
この不文律が何故厳しく教えられたのか。それは、ロ−タリ−の会員になる程の人は、皆それぞれ業界を代表するような人物で多忙を極めている。従って本当にロ−タリ−の指導者になって貰いたい人ほど、役職などに未練はないし、寧ろ出来るだけ避けて過ごしたい、というのが本音だからだ。
どんな集団組織でも、本当に大事な役割は、やりたがって蠢動している人ではなく、逆に能力を隠して逃げている様な人にやって貰いたいものだ。殊に欲望の自己制御を精神的支柱にして、「超我の奉仕」を唱えるロ−タリ−なら、なお更そうではなかろうか。
非常に辛口の文言ですが、皆様が企業で、地域社会で、ロ−タリ−で様々な役目をされるなかで、ロ−タリアンとして、「ロ−タリ−の奉仕の理念」を生かす努力をするということが、「あなたは、ロ−タリ−に何をすることができるか」の私の思いであると、私の炉辺会合での「コメント」を申し上げます。
昨年の炉辺会合で、フレッシュ・メンバ−から出された、色々なご意見を参考に、室木克則幹事と相談して、今年度のクラブの活動方針を決めました。新会員をはじめ一般会員に、ロ−タリ−で決定される内容が見えにくいとのご意見に対し、初期の段階から公表して皆様のご意見を聞いていく、「開かれたロ−タリ−運営」を心がけています。また、「45周年事業」のある年度なので、事業が過大とならないように、「楽しい魅力ある例会づくり」と、「活動のリストラをはかる」こと、さらに21世紀のロ−タリ−の先取りで、「ロ−タリ−の人づくり」を進めることをお願いしました。
野球で左打席の場合、守備も左にシフトしますが、今年度だけのそうしたシフトにも、やはりメリット、デメリットがあると思います。炉辺会合のご意見のなかでそうした事柄について、評価をいただきましたことにも、心からの感謝を申し上げます。
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挨拶: 98年11月13日
「NEXT」新世代フォ−ラム
綾部の良さを知ってもらう体験活動を通じて、
得られるものに期待して
本日ここに、フォ−ラム「新世代会議」が、「人・食・緑−綾部のこころにふれる旅」をテ−マとして、このたび結成されました、若者ネットワ−ク組織・「NEXT」の主催のもとで、多くの方々のご出席者を得て開催されますことにたいし、心よりのお祝いと感謝を申し上げます。 (来賓各位に謝辞挿入)
綾部ロ−タリクラブは、明年6月18日に、創立45周年を迎えますが、記念事業の一環として、新世代を担う人材育成の必要性を痛感しており、この「NEXT」の結成をはたらきかけましたところ、関係者各位の非常に熱心な、お取り組みをいただきまして、本日の「新世代会議」の開催を迎えることが出来ました。
お世話になりました皆様方に、深甚なる感謝の意を表しますとともに、21世紀を迎えるこの時期に、21世紀の綾部を担う若い世代のあつまりである「NEXT」と、その活動にたいして大いなる期待を寄せるものであります。
本日の討論が熱心におこなわれ、「NEXT」の主旨や活動の内容が、より具体化し、充実いたしますことを、心より期待いたしております。
綾部市は、豊かな自然にめぐまれ、世界連邦平和都市宣言第1号都市としての存在が、私達、綾部市民の最大の資産であると考えます。
私が青年会議所に在籍していたころの思い出ですが、高度経済成長の開発の波に取り残された山陰の地方都市、ふるさと綾部を、「丹の国構想」という、「人間と自然が調和する都市」として、位置づける活動をしたことがあります。
この活動の展開の一つは、「綾部市市民憲章」の制定と、市民運動の論理と、まちづくり理念に基づいた「市民憲章推進協議会」の設立となり、今一つは青少年の健全育成を願った「丹の国祭り」の実施と、「青少年健全育成連絡協議会」の結成となりました。
その前後の期間において、丹の国ツア−、丹の国ハイキング、丹の国サイクリング、丹の国魚釣り大会、川遊び、丹の国コンサ−ト、水上ジャズ・フェスチバル、由良川下り、君王山ジャンボリ−・・・などの諸行事を、地元の子供達や、一般からの参加を得て、青少年グル−プのご協力をいただき、手作りの企画で行いました。これは、子供達や地元の方々自身にも、綾部の自然のすばらしさを、ふるさとの文化を体験を通じて知っていただくことが目的でした。
今回は、若者による手作りの企画で、外部からの訪問者に、「綾部の良さを知ってもらうツア−」を計画するとの、この会議の目的を伺っておりますが、まことに若者らしい発想であり、素晴らしいことであると存じます。
以前に行政としての取り組みで、ふるさと都市振興シンポジウムが開催されたことがありますが、若者が中心となった、民間組織による今回の企画は、これまで例がないのではないかと存じます。若者同士がふれあい、「綾部の良さを知ってもらう」という今回の企画は、綾部の良き理解者が、たとえ少数にとどまったとしても、企画に参加された皆様には、綾部の未来を考えていくための、何よりも得難い、自己の学習体験になると思います。
結びに当たり、事業の成功とともに、本日参会の皆々様の益々の御健勝と、ご活躍を祈念いたしまして、歓迎のご挨拶といたします。
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例会スピ−チ 98年11月20日
ゲスト:友次秀正楡の木園長
「介護保険について」
税の啓蒙週間にちなんで
11月は税の啓蒙週間があり、公正な納税推進の啓蒙活動が行われています。昨日も企業のトップを対象に研修会が開催され、参加してきました。福知山納税協会の主催です。松田安弘副会長をはじめ、当クラブには、多くの納税協会の理事役員がおられます。
講演会は、読売新聞社会部次長の植松実氏の「新聞記者の現場・・・最近のニュ−スから」で、和歌山で起きた毒入りカレ−事件の話題でした。
景気低迷の今日、不況の原因にパブルがはじけた後の、金融機関などの不良債権が言われていますが、税収の落ち込みと、過大な起債済み債権を抱えた地方自治体を含めた政府財政の緊迫も、景気回復を遅らせる大きな要因になっていると思われます。
税の問題とは異なりますが、私が初めて税のことを考えさせられた時のことを話したいと思います。それは自治会費の徴収でした。
井倉町で、私がはじめて持ち回り順の組長になった時、自治会費の割り当てが議題で役員が集まり、だれそれの家は、こうこうだから、いくらもらうかの相談がありました。昔は、古くからある大抵の町区の場合、これと同じ状況であったかと思います。
税務署ならいざ知らず、人の財産なり収入を、持ち回り順の組長に推定させ、前年度のデ−タを基に、応分の会費をランク付けさせようとの習慣でした。これは極めて非近代的な風習であると云わざるを得ません。
私はちょこちょこと計算し、全体を総平均すれば、あと大部分の人は、タバコ銭くらいの増加でしかないのでは。ピラミッド型の細分された費用分担はおかしい。なぜ旦那とかいって、1級市民や、2級市民・・の格差を付けなければならないのか。タバコ銭くらいで格差を付けられても、ありがたくない。
会費の使われ方も、総会の弁当代など食べるのは皆が同じでないのか。受益者負担の原則からいって、均等割りこそ同じ自治会員の意識づけに必要だと思う。
たしかに、母子家庭とか、障害者とかに配慮すべきことはある。それは相互補助の精神で軽減すれば良いことだ。もし今までの高額会費の方が不足だと云われるのなら、別の機会に寸志をいただけば済むのでは。と提言しました。
さらに、固定資産税の徴収などが自治会に委託され、手数料収入が財源となっているが、(現在このことを問題にする人もあるように)個人の秘密事項に属することなので、これを基にして、非公式であるにせよ、自治会費のランク付けを議論するなどは問題外である。と提言しました。
これは理の当然であったようで、それまでの相談事はすぐにご破算になり、以後は均等の自治会費の徴収になりました。ついでに自治会規則の抜本的な改正にも協力を要請されてしまったという、私の自治会の組長初経験でした。
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余話:
民主主義のル−ルを考える
以前に井倉自治会で、自治会費の一律化を提言した話をしましたが、その後転居して中神宮寺の住人になりました。やはり同じように組長が回ってきて、総務部会の所属になり、自治会規則の抜本的な改正に協力しました。
昔のままの文言の古い会則を、今の自治会の住民相互の親睦や、生活規範を入れて、暮らしやすい町区づくりをする基になるものが、自治会規則だと思います。
2回目にまた組長が回ってきて、あるベテランの元自治会長さんから、葬儀マニュアルを経験から自作で下書きをしたから、自治会の総務部会で完成させてくれという依頼があり、議事に提案されました。
確かに昔と違って、回り持ちである新米の組長さんは、組で司会する葬儀の取り扱いに苦慮されて、マニュアルを求めておられました。
しかし私はあえて、信仰の自由の時代に、神道やキリスト教の葬儀もあるし、関係の自治会員もおられる。都会から綾部に来られた方は、綾部式の葬儀が、まだまだ簡素化されていないとの批判も多い。その綾部式の葬儀でさえも、一昔前と比べると、どんどん変わっている最中だから、マニュアル化して、現在に固定化するのはどうかと思う。
個人でマニュアルを作られることは、大いに結構な事と思うが、自治会で取り組むのは不適当でないのか。と発言しました。それで取りやめになりました。
その後、綾部市民新聞の記事で、他の町区で同じ要望から葬儀マニュアルが作成され、便利で喜ばれているとの紹介記事がいくつかありました。それで高崎忍会員が入会された頃、私はこう思うと話したこともあります。
社会のル−ルづくり、というのは難しいもので、青年会議所で地区委員をしていたときに、大阪JCなどの提案で、今後の議決権は、各LOM(クラブ)一票ではなく、会員数で決めるとの議事が提案されました。私が発言するまで、それで当たり前の雰囲気でした。
長い物には巻かれろの気持ちなどではなく、その弊害(クラブ規模が違えば、活動規模も異なる)を考えなかったようです。私の反対発言で提案は撤回され、今まで通り、各クラブ一票の議決権になりました。
ロ−タリ−の場合は、テリトリ−内に複数クラブがあり、あまり巨大クラブには、なりにくいので問題ありませんが、時々とんでもない事が起きるものです。
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例会スピ−チ 98年11月27日
親睦例会 卓話:藤本繁会員
「有名人の不適切な関係について」
社会人1年生:不二越の思い出(2)
不二越は切削技術とともに、品質管理の方面でも有名です。著書を出されている方や、コンサルタントをやっている方もあり、綾部のグンゼ、日東、堀内機械などにも私の研究所時代の同僚などが講師として、来ておられると伺っています。
私達研究所の成果は、不二越技報という会社の技術機関誌に原稿を書かされ、掲載されるのですが、精密機械学会の北陸地方での開催があり、当時はOHPもなく、模造紙に皆で資料を書いて、発表したこともありました。
自動車などに使うボ−ル・ベアリングは、外輪、内輪、球の3者の勘合公差で、性能が決まり、JIS規格の1〜3級のクラスが分かれますが、この製造工程を常時、QC手法のX−R管理図で管理するので、全国でもQCの分野で有名になったようです。
先年私の入社時の不二越34会の同窓会があり、35年ぶりに工場見学をさせていただきました。自動車用のベアリングも進化して、もはや単体のベアリングでなく、現在は第3世代とかで、以前のように製品の汎用性はなく、車種ごとにハブ・ケ−スなどと一体化した専属製品ということで、全てが自動車メ−カ−の設計に基づき生産され、本当に下請化した感じだと、当時の同期生が生産技術部長をされ嘆いていました。
それでも社内壁面は、TQCの張り紙で埋め尽くされた感じでした。私のいた研究所も昔の面影はなく、研究員の姿が見えず、無人で自動化された工具の寿命試験器が動いていました。
不二越高校という会社の付属高校がありますが、先年甲子園に出場していました。そこに先輩達が教師に出ていましたが、私も大学で教職の単位を取っておけば良かったと思いました。
仕事ばかりしていたようですが、実は大いに遊んでいました。入社一回目だけは、先輩達が歓迎会をしてくれたのですが、あとは我々同期入社の2名で万事の設営をまかされ、会費を取って、コンパ、マ−ジャン、釣り、海、山、川、スキ−、行楽・・の行事を毎週のようにやりました。会場の設営、交通の確保、料理の交渉、賞品の用意、進行まで大変でした。
立山登山、黒部渓谷軌道行楽、岩瀬浜の海水浴、新湊のはぜ釣り、糸魚川のほたるいか狩りなどの遠征も計画しました。独身貴族といわれる時代でした。
私は大会マ−ジャンですが、職場の仲間の手の内が分かり、国士無双などの手ができて優勝したこともあります。テニスは職場内にコ−トがあり、昼休みのレクレ−ションでした。クラブをつくり、市内の大会に参加して、どんぐりト−ナメントで優勝したこともありました。私の遊びの殆どは、不二越で覚えました。
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例会スピ−チ 98年12月4日
ゲスト:若山行正京都研究所長
「環境問題取組推進2」
綾部テニス協会の発足と四都市体育大会
昨年の(財)綾部市体育協会10周年記念誌に、綾部テニス協会の歴史として、次の文章を掲載しました。
グンゼに勤務するテニス同好の士が集まり、昭和43年にグンゼテニスクラブが若山氏(本日のゲストの若山行正所長)を中心に8名で発足、女性部員も参加するなどクラブとしての実績を着々と蓄積する中で、四都市体育大会のオ−プン競技種目のテニスに舞鶴、福知山、綾部が参加することとなった。(註)4都市大会の年表によると、テニス種目は昭和32年第5回大会の開始なので、遅れること十年余りの快挙。このあと宮津市の参加を得て正式種目となった。
四都市大会への参加が、綾部テニス協会発足の直接の動機となった。グンゼテニスクラブ=綾部テニス協会の時代はしばらく続いたが、テニス教室の開催を契機に地域との交流も深まり、昭和55年にテニス教室の参加者を中心に、更にテニスを続けていきたいとする同好の士で、綾部ロ−ン・テニスクラブが発足した。 四方武美氏が会長で、前田、嶋田老人、角野、菅沼、などの一般市民、府職の藤原、グンゼの社員や夫人も含め、男女50名ほどのクラブが成立した。
練習には、神栄のテニスコ−トを整地しながら借用し、ネット、ライン・マ−カ−、ボ−ル、ラケットもクラブ会費で購入しての発足であった。
綾部ロ−ン・テニスクラブの発足を契機に、さらに新しいテニス愛好者も参加の場が生まれ、府職綾部テニス・サ−クル、日東硬式テニス・クラブ、ラブ・オ−ル等の結成となり、若山行正会長に始まったテニス協会も、グンゼの井出昇会長を中心に理事、会計、事務局など組織も確立し、事業としても四都市大会のホスト、選手団派遣から、今日継続して行っている年間の各種大会協会行事を、これらクラブの輪番制で開催できることとなった。・・・
テニスとバトミントン両種目は、舞鶴が常勝王国です。選手層が厚く、その牙城は当面揺るぎそうにありません。綾部は福知山と隔年で2位争いをしていますが、本年は昨年に続き連続で第2位を確保しました。
第一戦で福知山に6−3で勝ち。第二戦で不覚にも宮津に3−6で負け、福知山が宮津に6−3で勝ち、3者同率の成績でしたが、綾部が舞鶴に3ポイントを取り2位となりました。この時もう少しで舞鶴に勝てる可能性がありました。
対舞鶴戦で、早い時期に3ポイントとり、壮年ダブルスが4−2、男子シングルスが5−2でリ−ド(6ゲ−ム先取の試合)しました。舞鶴の監督が、綾部さん、えらいことをやってくれると云ってきました。結果は、壮年ダブルスが逆転されて破れ、気力が抜けたのか、隣で試合をしていた男子シングルスも落としてしまいました。3ポイント取れれば、射程に入っていたということです。
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例会スピ−チ 98年12月11日
ゲスト:足立忠彦福知山税務署長
「酒と健康プラス税」
知覧特攻隊記念館を見学して
12月8日は、日本が真珠湾を攻撃した太平洋戦争開始の日です。前に、綾部史談会の例会に恩師の木下禮次会長に呼ばれ、戦後派の見る太平洋戦争についての歴史観を尋ねられた話をしました。
その時に同席されていた歴史の先生方は、終戦でそれまでの日本の歴史観は一変して、マッカ−サ−司令部の方針である、東京裁判の結果が、唯一正しいと教える、歴史授業をしてきたと話されました。
私の習った教科書は、殆ど全部が墨で真っ黒に塗りつぶされたものでした。読めるところは殆ど残されていなかった記憶があります。最大の被害者は、先生自身が確信のないままに授業を受けていた、私達子供ではなかったのかと思われます。
現在ますます低年齢化し、残忍性を増している少年非行の横行を考えるとき、欧米の家庭では、まだまだしっかりした宗教心に基づく倫理教育がされているのに引き替え、日本では個人の放任主義だけが横行していると思います。
先般のIMの発言でも指摘されていましたように、これは、昔のままの修身教育の復活の問題などではなく、新しい国際理解と民族観に立った社会倫理を、幼少時の子供達に、親に教えなければ、病める日本のこの病状は、益々ひどくなるのではないでしょうか。
鹿児島の知覧に行き、特攻隊の基地であった記念資料館を見学して驚きました。私は、特攻攻撃は、ごく希な程度の話だと思っていましたが、なんと計画的に数次にもわたり、特攻攻撃が準備され、次々と出陣していったという事実を知りました。
前の例会でも話しましたが、今日の日本の繁栄、平和は、この方達の尊い犠牲の上に築かれたものですが、このように日本の生産人口を死なせて、どうして戦争に勝てるのか常識外と思います。当時の国際理解のあった先覚者達は、何をしていたのでしょうか。
知覧は、武家屋敷があり、特攻基地がありの歴史の街です。先般の報道記事によると、子供のいじめの問題で、この街の教育委員会が訴えられています。関係ないのでしょうが、歴史教育は知識のみを教え、子供達に何の役にも立たないのでしょうか。
史談会の会合で、ある会員さんの発言にもありましたが、欧米各国から疎外されて、当時の日本の国民感情は閉塞感の最中にあり、この日の開戦を快挙として、国民全てが大変な感銘を受けたということです。
次は、12月8日の朝日新聞、天声人語よりの引用です「その日の朝・・四年生より上の子たちは「やった、やった」と大喜びしていた。学校に着くと、僕は100メ−トルのトラックを一周半した、逆立ちで。その後を何人もがついて歩いた」妹尾河童さんとの対談集「少年Hと少年A」で、野坂昭如さんは1941年12月8日、米英などとの開戦の日の自分をそう語っている。・・・
それに引き替え「現代社会は、国民的な痛みを喪失する傾向がある」と聞きました。高度の知的教育を受けた社会は、人の受ける傷みは、個人の事柄であり、全体の痛みになりにくいと云うことでした。
日本人社会は、なおさらそうではないでしょうか。
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例会スピ−チ 98年12月18日
親睦例会 家族同伴忘年例会
我が家の家族スポ−ツは、山とスキ−
クラブの年忘れ例会に、日頃から何かとお世話になっております会員の奥様方をお迎えしております。またこの機会を借りまして、青少年交換学生のエゲメン君のホ−ム・ステイをお世話いただいているご家族の方々に、クラブを代表いたしまして、心より厚く感謝の意を表します。
エゲメン君は、日本にも大分慣れて、元気に綾高のクラブ活動などにも積極的に参加されているとご様子を聞き喜んでおります。本日の例会を皆様方で大いに楽しんでいただきたいと希望いたします。
さて、家庭争議の話題を作るわけではありませんが、皆様はご夫婦で同じ趣味を楽しんでおられる方は、どれくらいあるでしょうか。私と家内とは、山とスキ−が趣味で、我が家の家族スポ−ツになっています。
例年ですと、この年忘れ例会に、ニコニコ箱で今年登った山を十山ほども、ご紹介するのですが、本年はクラブの用務多忙で、山、スキ−の他にテニスなどの趣味の時間が殆どとれません。ロ−タリ−をやっていて困るのは、休日の好天気を恨みながら、会議、研修で室内にかんずめになっていることです。
どうして家内と私が、山とスキ−をやっているのかの、のろけ話で、皆様のお耳を汚すお許しをいただきたいと思います。
富山の不二越で社会人一年生を始めたことを、先月の職業月間で話しましたが、その時に配属された、不二越研究所の先輩達の影響で、山、スキ−、テニスを始めました。
研究所には付属図書館があり、田上さんという独身の女性の主任がおられましたが、家内のいた秘書課の先輩らしく、職場が近いせいもあり、私達の研究所員と秘書課員との交流が、かなりありました。
それで、山やスキ−にいく時には、たいていの場合大勢で、がやがやと行動していたわけです。家内は例によって皆から、お嬢(若い女性社員の通称)とだけ呼ばれていましたので、名前を知ったのは、かなり経ってからです。
初雪の降った日、白馬から祖母谷まで、黒部の源流の餓鬼の田圃(湿原)を二人で歩きました。静閑とした山中で、山猿が木に群がっているのが不気味でした。 翌年の三八豪雪があった春に、私は綾部に帰りました。結婚式は大本神殿で挙げ、中山勝美会員の挙式の次でした。三喜旅館の披露宴のあと、昔は宅急便などなかったので、スキ−・ウェアに着替えてから、皆に送られ出雲号に乗り、熊ノ湯、横手山に新婚旅行でスキ−に行きました。
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例会スピ−チ 98年12月25日
年次総会 卓話:出口栄二会員
「ロ−タリ−の今日的存在価値」
私の読書事始め
私は「本の虫」と云われていす。私の読書事始めについて話します。大阪から昭和20年、小学3年生の冬に疎開してきた関係からと思いますが、戦後の我が家には、たった3冊の本しかありませんでした。岩波文庫で芥川龍之介の「蜘蛛の糸」と「杜子春」、青い表紙の大冊で火野葦平の「花と兵隊」「麦と兵隊」「土と兵隊」の兵隊3部作、図書館で今でも持ち出し禁止のシ−ルが入っていそうな固い表紙の世界名作全集のドストエ−フスキィの「罪と罰」でした。
戦後は本もなく、麦わらが表面に浮いているような紙に印刷された本も見ましたが、私の小学生の頃の愛読書は、立派なこの3冊の本でした。
とりわけ「罪と罰」が好きでした。「選ばれた強者は凡人のために作られた法を踏み越える権利を持つ」主人公である、大学生のラスコ−リニコフはこの確信のもとに、金貸しの老婆とその妹を撲殺します。しかしその直後からその信念は、たちまち揺らぎ始め、不安と苦悩に満ちた悪夢のような日々が始まります。
純真な信仰篤い聖なる娼婦、ソ−ニャの愛によって最後に救われるという筋書きですが、「僕は自分を殺したんだ、・・・あすこでひと思いに、永久に、自分を殺してしまったんだ!」自己をナポレオンに比し、凡人の法を超える権利を持った、選ばれた少数の一人と信じたラスコリ−ニコフでしたが、内心の相克のあげく自らの過信を悟り、ソ−ニャの前で絶望の叫びをあげます。魂の苦悩と発展を描いた、ドストエ−フスキィの偉大な文学的達成といわれる長編小説です。
ポルフィ−リィ・ペトロ−ヴィッチ、カテリ−ナ・イワノ−ヴァなどの読み難く舌をかみそうな、覚え難いロシア名に埋まった小説を、また虚無主義などの深遠な哲学的思想を盛った、今読んでも難解と思われる小説を、本に飢えていた私は、むさぼるように読んでいました。
難しい漢字は、振り仮名で読みましたが、意味が判って読んでいただけでなく、判らなくても前後の文脈から理解したのだと思います。6年生担任の朝子つる枝先生に「大きくなったら、小説家になりなさい」と云われたことを覚えています。
「本の虫」と云われる病気は、今でも本を読み始めると止められず、食事に呼ばれても生返事で、食べながら読むのが普通で、徹夜で読んでいて空が明るくなり、明日の仕事に差し支えるので、あわてて寝ることもあります。
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例会スピ−チ 99年1月8日
新春例会 卓話:志賀哲二会員
「新春随想」
もし都市の再開発が活発になれば、再び人口流出が・・
新春を迎えまして、おめでとうございます。パブル崩壊後の日本経済の停滞は、長期にわたっています。なんとか本年は、景気の回復を期待したいものです。
神戸、淡路大地震は、大雪で悩んだニュ−おじろから疲れて帰った朝でした。小代の民宿で話を交わした神戸の夫婦は、無事だったのか知る由もありません。 震災の復興もかなり進んだようで、明石、鳴門大橋の開通などを契機に、関西地方の経済復権の兆しは確実になるでしょうか。
震災で多くの家屋、建造物が被害を受けました。それで建築基準の見直しや、旧基準で造られた建造物の耐性が不十分であるとの報道が盛んにありました。都会にある殆どの古い建造物は、このような震災に耐性がないと言うことです。
それで都市の再開発が盛んになれば、日本の景気は確実に良くなると思われます。景気が良くならなければ、再開発は進まないとも言えます。
耐振性を高め、安全性を向上させるための、コスト・パフォ−マンスを考えると、橋脚を太くし、港湾岸壁の基礎を重くし、頑丈な建造物を建て、集積回路の代替え施設を用意したりの費用増加に対し、走る交通量、貨物取り扱い量、集まる客数、売上、出来る仕事量がなんら増えることはありません。コスト・パフォ−マンスが悪くなります。
現在の日本の生活基準では、以前の施設や後開発諸国のそれと比較し、体裁から空調施設など全てに費用が掛かるようになっています。単価が高いわけです。
同じ費用で以前は、客も売上も増え、経済効果が一石の投資で2鳥も3鳥も得られたと思いますが、現在はその投資分の経済効果があるだけで、付随する大きな投資効果が少ないのが現実です。あるいは、重箱の中をほじくるように、部分的効果があっても、総体での効果が少ないのが現在の状況です。設備投資をして良くなった分、固定資産税が上がりますが、一定期間これを凍結すれば家屋を建て直したい人はまだまだあると思います。そんな政策は、できないでしょうか。
かって都会に仕事があり、人は都会に向かい、地方の人口流出がありました。景気の停滞は都会の仕事を減らし、人口の流出が止まり、地方に帰る人も出始めました。しかし再び都市の再開発が進むと、都会に仕事が増え、再度の人口流出が起きるのではないか、そんな事を考えます。都市の再開発に要する費用と、海外での投資効果と、地方での投資効果とのコスト・パフォ−マンスの競争です。
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例会スピ−チ 99年1月21日
ロ−タリ−理解推進月間 川井鋭治社会保険労務士
「国の補助金について」
生涯教育とボランチア活動
「市民一人、1学習、1スポ−ツ、1ボランチア活動」という生涯学習の標語があります。これは一人の市民がそれぞれの分野で活動しようの意ですが、生涯教育の意味から、活動の進化と捉えることも出来ると思います。綾部テニス協会で毎年実施しているテニス教室には、多くの勤労青少年から熟年者までの老若男女が参加されていますが、始めは初心者として教室に参加した若者が、初級から中級へと回数を重ね、次の段階では市の代表選手として大会で活躍し、さらにこのテニス教室の実技コ−チとして指導に当たるという、学習を受ける側から、指導する側へ、参加型活動から主体型活動への「レベルの深化」が見られます。
「教える者が最も良く学ぶ」の格言を地で行くものであります。また当市のような地方都市においては、個人的な趣味スポ−ツに始まっても、選手への登用、クラブ運営など主体活動への期待が非常に大きく、この事はテニスに限らず、どのスポ−ツにも見られることで「多くのボランチアに支えられて、市民スポ−ツが育っている」ことを忘れてはならないと思います。
以前のことですが、生涯学習モデル市町村事業の取り組みで、綾部の特性を生かした生涯教育のあり方についての提言する、綾部市生涯学習推進市民会議があり、綾部市民憲章推進協議会からのメンバ−の一人として参加しました。
先進地に学ぶ視察活動として、園部町国際交流会館では、例のふるさと創生資金1億円事業で設置したという、全戸加入のCATV放送設備を見学し、若者人口の増加につながった、学園都市機能の形成にプラスしたこと。草の根の市民文化活動にも放映による紹介交流で活力をもたらし、今まで見えてなかったものが、見えてきたとの評価があり。女性の館事業もなかなかのものでした。
宇治生涯学習センタ−の見学では、円形ホ−ルにハイビジョン映写装置が設置され。源氏物語・宇治十帖のロマンを取り上げ、紫式部文学賞、市民文化賞を創設、市民文化活動の高度化がはかれたこと。宇治学ing、遊ingで多彩な市民行事を展開成功させていること。行政組織を従来の縦割りから、商工観光と市民活動を統合した何でもすぐやる課で、市民意識との密着を図っているとのことでした。
例年の生涯学習フェスチバルで、市内各地域公民館活動を紹介した、パネル・作品展示や事例発表会が行われております。年令に応じての生き甲斐・生とは何かを学ぶ、生涯教育の一層の活性化を願うものです。
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例会スピ−チ 99年1月29日
親睦例会 卓話:四方彰会員
「卯年に因んで」
エゲメン君と東大寺大仏を参拝して
先週の日曜日は出口春彦委員長の世話になり、ホストファミリ−の家族旅行ということで、エゲメン君とホスト家族5名のご夫人方と奈良に行って参りました。
東大寺も雨の中でしたが、鹿の群に囲まれてエゲメン君がうれしそうでした。大きな山門をくぐり、宮本太資会員のお世話で、上司永慶師のお話を伺いました。
エゲメン君に対して、アッラ−の1神教で、崇拝する偶像を持たない、トルコのモスクについての話にはじまり、仏教の考えには、人、1人々の中に宇宙世界と交流する部分があり、それぞれの人の心の中に、仏を持っているとのこと。56億年後に起きるとされる、ハルマゲドンに救済に現れるという弥勒菩薩のこと。何故、この様に大きな東大寺の大仏(廬舎那大仏)が造られたのかという話など、今回でないと聞けないお話に感銘を受けました。
副住職のご案内で大仏様の側に上がり、厳しさの中に慈悲の微笑みを目にしながら参拝しました。像の高さ15メ−トルもの仏像の側面から見るお姿も素晴らしく、宇宙を示すという連弁に彫られた蓮華蔵世界の説明を、巨大な金像の発する冷気に身を震わせながら聞きました。
広隆寺の国宝館では、来世の救済仏とされる弥勒菩薩の修業中の像と、現世にあって救済をされているという地蔵菩薩の半跏像が見られ、上司永慶師のお話を再確認しました。奈良国立博物館では、脇像の日光菩薩、月光菩薩の立像が素晴らしく、国宝の日本書紀の原本を見ることが出来ました。
風邪をおして参加したのでしたが、得難い機会を与えていただきまして本当に有り難うございました。
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綾部ロ−タアクト「ハ−ブを楽しむ」例会の講評より
急用のため、前回の新春例会に出席できず、申し訳ありませんでした。代わりに本日の「ハ−ブを楽しむ例会」を楽しませていただきました。
最近は弥栄町の「味わいの里」和知町の「山草苑」、加悦町の「リフレ加悦の里」など何処へ行っても、ハ−ブ園が設けられ、売り物になっています。
今いただきました「ロ−ズヒップ」というハ−ブは、美肌効果が有ると言うことで女性メンバ−に好評だったようですが、リフレ加悦の里には、ハ−ブ園と共に入浴施設があり「ハ−ブ湯」がありました。美肌効果があるのなら、女性にお薦めだと思います。私はお正月に孫家族をつれて行き、「SL広場」に展示された、いろいろなSLに乗ったりの一日を、私も子供に返った気分で楽しみました。
氷ノ山に対峙して、約1千米弱の藤無山があります。麓は若杉高原といい、大屋スキ−場になっています。ここは積雪時には、スキ−やスノ−ボ−ドで賑わっていますが、スノ−ガンの人工雪施設もあり、雪の少ない時節の穴場になっています。夏でもこのゲレンデで芝生のグラス・スキ−ができます。また、ハングライダ−、トライアスロンも行われ結構賑やかです。
藤無山は、このスキ−場が登山口ですが、背丈より高い笹薮に覆われた、なだらかな稜線で眺めも良く登山も楽しめます。鹿よけのネットが張られており、首だけになった鹿のミイラがひっかかっていてびっくりしました。下山してからスキ−場にハ−ブ喫茶店があり、トレッキングスタイルで、今日もいただきましたが疲労回復に効くという、一杯の「スペアミント茶」を楽しむと本当にゴ−ジャスな気分でした。
ただいま風邪気味なので、咳止め効果のあるハ−ブがないのかと思いましたが、「ロ−ズマリ−の赤ちゃん」という連想が働くので覚えやすい名前の、「ロ−ズマリ−」は、細胞活性、老化防止、記憶力、集中力の低下防止の効果があると言うことで、熟年向きだと思い、たくさんいただきました。しかし咳止めどころでなく、濃いめのティ−にむせてしまった次第です。
今日は、楽しい例会を有り難うございました。本日いただきました、ハ−ブティ−の薬効で頑張りますので、残された後半をよろしくお願いいたします。
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例会スピ−チ 99年2月5日
職場訪問例会 本田味噌綾部工場見学
三輪芳弘工場長
機械の自動化に取り組んで
自動化技術という専門用語があります。物を加工するときに通常は、それぞれの工程を単純動作で人の手で進めるわけですが、例えば工作機械の場合、物をつかむ、削る、位置を決める、穴を開けるなどの一連の操作を連続して自動的に行うことを自動化といいます。
サイエンス・フィクションの世界では、片側から原料を入れると、反対側から出来上がった完製品が無限に飛び出してくる、空想の世界が描かれていますが、自動化技術は、人の労働を軽減する省力化、品質をそろえ、コストを下げる決め手の技術です。
私が今の会社で最初に取り組んだのがこの自動化です。私は機械工学を専攻しましたが、この自動化技術は習った事はありません。それで機械技術の雑誌の特集を見ながら、エア−シリンダ−、切り替えバルブ、空気調整器、パワ−・リレ−などの部品を集め、順次全ての工作機械をエア−方式の自動機に改良しました。
一番面白かったのは、リレ−回路の設計です。パワ−リレ−やリミット・スィッチを組み合わせて、例えば電源ボタンを押し続けていなくても切れず、所定の動作が完了すれば回路が切断する、自己保持回路などを形成するわけですが、このことも自習で覚えました。
自動化設計といって、工程のフロ−・チャ−ト図や、リレ−回路図、タイム・ラグなどの動作時間設定図などを、専門の記号を用い、きちんと書いて、自動化をするのが本当です。
しかし私はそれを知りません。ですから私の作ったリレ−操作盤は、ジャングル配線になっています。やった私自身でも、その時しか理解できず、もし故障すれば始めから回路を辿り直す必要があります。その代わり、ヒントを思いついて改良することが簡単です。
日東精工さんなどから購入した機械の制御盤は、整然とした配線処理がされており、配線図でたどれば自動操作回路が追えるようになっています。
私の改良した自動機でも、緊急時の非常回路や、単動作で各部の調整をするテスト回路などは、万全になっていますので、機能に差し支えは全くありません。
私にとって、この自動化の取り組みが次に、コンピュ−タ−のプログラミング技術の自習拾得につながりました。
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例会スピ−チ 99年2月12日
世界理解月間 ゲスト:白方秀二綾部市立病院副院長
「中国訪問記:遥かなる歴史と
無限の可能性を秘めた国」
私のコンピュ−タ−事始め
私は理屈屋なんでしょうか。子供の頃によく親から「またへこ理屈をついている」と云われたのを覚えています。大学の一般教養の自由選択科目で、記号論理学と言う単位を取りました。
「いつも嘘を付くうそつきのつく嘘は、うそかほんとうか」という反論理や三段論法、背反相律の問題を記号を用いて記述する学問だったと思いますが、全く面白くもない授業でした。ところがなんと、テストに全問正解したらしく、文系の多い受講生の中で最高点の成績を貰いました。
コンピュ−タ−のプログラムは、ある意味ではコンピュ−タ−言語を用いておこなう論理記述です。AND、OR、NOT、XORの概念は勿論ですが、言語の文脈も僅かな命令語で記述するだけです。その中に変数という概念を駆使して変数の受け渡しを上手く行うと、いろいろな仕事を行うプログラムがつくれます。
私は、BASICという一番簡単なプログラム言語を使っています。その始まりは例により、新しい物好きの叔父が、NECのPC−8801というコンピュ−タ−を買い、どうにも使えないのでお蔵にしていました。一方で会社の納品書をコンピュ−タ−処理で発行しようと思い、参考書を求め取りかかりました。
始めは全く分からず、厚い壁のこちら側で迷っていました。それでゲ−ムでも何でも、とにかく書かれているプログラムを作って、動かしている内にいつか、全面突破といいますか、厚い壁を通り抜け向こう側にいる事に気が付きました。分からないことを自習で理解する方法の一つは、分からないままでも、ある程度情報量を蓄積すれば、解るということです。
叔父は、舞鶴のコンピュ−タ−教室に通い学習しましたが、その当時は、コンピュ−タ−を自分の物にできた人は、数パ−セントに過ぎないと云われています。
当時は、情報処理をするメモリ−が少なく(128Kバイト)文字入力を間違えてもそのままで確定させ、後で訂正すれば無難ですが、入力の途中で訂正を繰り返すとコンピュ−タ−がハングアップ(フリ−ズ)してしまい、リセットするしか処置無しになる状況でした。作った文章を保存する、ファイル操作を部分的に学習せず、テキスト通り全部できてから保存するようなことでしたから、何回やっても次段階の学習に進まず、リタイヤを余儀なくされたわけです。
現在は、ワ−プロなどアプリケ−ション・ソフトも進歩し、誰でも使えるようになっています。
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余話:
猿でもわかるコンピュ−タ−
今日のコンピュ−タ−は高性能になり、話題のWINDOWS98、インタ−ネットの時代です。ワ−プロなどのアプリケ−ション・ソフトの日本語変換も進歩して、誰でも使えるようになりました。
当クラブの会員であった故梅原三郎先生は、歴史研究の講演原稿づくりに、上手くワ−プロをお使いになっておられました。初めてお伺いしたときは、Aキ−を押されると、ああああ・・・と連打され、「先生、ピアノタッチです」の状態でしたが、すぐに上達されました。歴史上の人物や用語は当然、当用漢字の変換になく、JISの第2種の特殊漢字でも出ないものが多くあり、常に大冊のJIS漢字コ−ド表を使われたり、文字を偏と旁から合成されたり、普通私達がしないご苦労をされていました。
「猿でもわかるコンピュ−タ」というシリ−ズの学習書があります。先生からインタ−ネットもしたいと言われ「先生、猿でも分かると書いてありますから」と申し上げますと、「わしは猿にも劣る」とジョ−クを云われていました。
それでも先生は、最新のペンチアムという高性能で、WINDOWS95を組み込んだ2台目のコンピュ−タ−を買われ、インタ−ネットやマルチ・メディアにも挑戦されていました。その努力に頭の下がる思いがしました。
私の会社の売上などの営業伝票処理は、私の作ったプログラムを使っています。最初、福知山のソフト屋さんがシ−ケンシャル・ファイルを扱う、プログラムを持ってきましたが、全く使い物になりませんでした。それで、どこからでもデ−タの引き出せる、ランダム・ファイルという形式で、得意先(500件程)と製品(3000件程)のリストをつくり、コ−ド番号を入れると、そのデ−タが引き出せるようにしました。
売上伝票(納品書)は、この得意先と製品のリストを参照して、年月日、数量などを追加した、ランダム形式のファイルです。請求書はさらに残高ファイルなどを参照して発行します。
自分で作ったプログラムは簡単に組み直して、必要な集計をその都度自由に処理できるので非常に便利です。BASIC言語ですが、DOS変換して、EXEタイプのプログラムにし、複数のコンピュ−タ−を連結して、WINDOWS95上で走らせていますが、プリンタ−がNETに対応できないのが難点です。
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余話:
水平器の精度について
私の会社は、水平器の製造メ−カ−です。水平器は、家などの建造物を建てるときに水平・垂直を測定するために使用する、現場工事用の測定工具です。水平・垂直と一口に言っても、絶対の水平・垂直とは異なり、実際には誤差があり、あらゆる測定器を使用する場合と同様に、精度という概念が必要です。
水平器は大きな建造物を建てる際に使用するので、1メ−トルについて0.5ミリの精度が要求されます。たとえば2間(4メ−トル)の部屋の両端で、最大誤差2ミリの精度ということです。これを角度に直すと約100分の3度になります。とても直径20センチ位の分度器で測れる精度ではありません。
傾斜・勾配のある面を測定する場合、水平器と同じ気泡管方式の勾配計を使えば、設定勾配の精度が、この100分の3度で得られます。スラントル−ルという測定器も製作していますが、これはせいぜい0.3度が計測できる最小単位であり、精度です。
長さの測定器に物差しがあり、ミリ目を使って計ると0.5ミリは得られますが、100分の3度の精度は、ノギスという測定器を使って測定する場合に、20分の1の副尺の部分を使用しますが、それが100分の5なので、それ以上の精度となります。100分の1を計るダイヤル・ゲ−ジの測定精度に相当します。
水平を測定するには、気泡管を使用します。これは内面に曲面をつけた管の内部に液体を詰め、気泡を残したものです。水平器は、これを定規となるものに取り付けた測定器です。気泡管には、気泡を挟む目盛線がつけられており、水平器を測定する物体に当て、気泡が目盛線の中央になるように、求芯という作業をすると、この所定の水平精度を得ることが出来ます。
よく精密水準器と混同されますが、これは普通は水平精度を計る測定器でなく、物体の平面精度を検査測定するための測定器で、2ミリ目を移動すれば、いくらの傾きかを測り、平面の真直性計測の測定器です。汎用の水平器は、目盛線と気泡の両側の間隔を一度に比較する方法で、容易にこの精度が得られるものです。
気泡管の感度という概念があります。内面曲率の大きな気泡管ほど、高精度の感度が得られますが、汎用作業に使用する場合、気泡がなかなか止まらないので使いづらいと言われます。気泡液は浸透性のある液体を使用し、気泡が容易に移動できるように製作されています。
気泡管はそれ自体で、その感度に相当する、水平精度を得られる絶対的な測定器です。水平器の前後(左右)を振り替えながら、測定面と気泡管を取り付けた定規の双方を調整するわけですが、これは、かなり難しい作業なので、メ−カ−の基準水平定盤で、あらかじめ水平に調整したものを販売しています。
このことは、世の中の建造物の水平・垂直が、当社の基準の水平・垂直のコピ−で決まるという、何とも恐ろしい概念になります。宗教大本の教義である「立て替え・立て直し」は精神的・社会的なものですが、それに相当する物理的行為を、当社のレベルでやっているわけです。
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余話:
最近の職人さんの話
またもや、NHKの朝ドラを引き合いに出しますが、「天うらら」という番組が昨年放送されていました。「うらら」という若い女の大工さんの成長を描いたものですが、教えた松匠という工務店の親方の職人気質がよかったと思います。
大工、左官など建設関係の職人は、以前は年季奉公というような徒弟制度の技術習得をして、1人前の職人として認められていたと思います。鋸や鉋や鑿の1つにしても、自分で道具を選び、歯を研ぎ、調整して使っておられましたので、私など素人には決して貸してもくれませんでした。
ところが時代が変わり、現在の建築労務者は仕事をしたその日から、もう職人という具合になっています。道具も自分で選び、調整するという技術が全くない人が殆どとなりました。それで道具のメ−カ−がそのままで使用できるように、全てを整えた道具を売り、場合によっては、オルファ−カッタ−のように使い捨てで使用していくものまで、売られるようになりました。
道具に対しても専門的な高度の知識が少なく、道具の善し悪しの判断も分からず、使用する方法、仕事の手順も曖昧なままで、作業をされる場合も多くなりました。また工具を販売される金物屋さんなども、扱い商品の道具について、専門的な知識のないまま販売されることも多くなりました。
クレ−ムが発生した場合、ときどき常識外れのクレ−ムがあります。水平器の場合も、とんでもない使い方をされていたりします。また水平・垂直は少し冷静になって離れた所から見ると、周りの取り合わせ、うららのよく使っていた言葉、「おさまりが、良い・悪い」から、おかしいとわかりますが、いまの作業者は、それが分からないままに仕事をしてしまったと言うような、クレ−ムを起こされることがあります。
大きなビルの窓枠の取り付けを、買ってきたばかりの水平器を使って取り付けた。他社の水平器と比べて狂っているので、全部の材料・仕事を弁償しろというクレ−ムがありました。
水平器は感度の良い方が、正確な水平精度が出ます。これは、感度の悪い水平器と比べると、逆に狂っていると勘違いをされることになります。さらに水平器を窓枠の左右の両側に当てて求芯をするのが、垂直の測定法です。使い方を知らないまま、片方だけ当てて仕事をしたということでした。離れた所から見てみれば、窓が傾いているのが分かるはずでしょう、というとその通りでした。使用人の失敗の口実にされたというのが、クレ−ムの実体でした。
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例会スピ−チ 99年2月19日
ゲスト:上原渥美綾部市教育長
「教育の現況について」
私が福祉法人、綾部作業所に関わったいきさつ
もう4年前になりますが、私が社会奉仕委員長の時に、あやべ作業所・共同作業所で例会を持ち、当クラブの例会出席ワ−スト記録をつくたことがあります。 「作業所参観とグランド・ゴルフ交歓会」を計画し、ロ−タ−・アクトにも手伝っていただいて、車椅子などの障害者をエスコ−トして、グランド・ゴルフをプレ−しました。大島功会員が、ずっと車椅子をおし世話をされていた、辛そうに見えた女性が入賞され、白い歯を見せてうれしそうに笑っていられたのが印象的でした。事業としては成功で、障害をもつ仲間に喜んでもらえ、地区の社会奉仕、環境保全委員長会議の両方で報告するなど、地区からも注目をいただきました。
私と作業所のつきあいは古く、綾部RC会員だった、渡邊泰人氏のご依頼によるもので、そのいきさつを話します。
四方八洲男氏が綾部に帰られ、幼稚園のPTA会長をされた時に、ねむのき学園を主宰していた宮城まり子さんをゲストに迎え、講演会をやりました。綾小PTAも共催で、私は当時4年生の学年委員長で協力しました。宮城まり子さんは、共同作業所の設立に使って下さいと、多額の講演料を全部寄付されました。
翌年、綾小PTA会長に四方八洲男氏がなられ、障害児教育推進部会を設立して年度を終わられました。私が会長として、障害児部会の初年度を計画することとなり、スキ−・ツアのバスで一緒した渡邊泰人氏に、どんな活動をすればよいのか教えを乞いました。丁度中丹養護学校設立の動きがある中で、あまり重度でない障害者施設を見学し、子供の目線まで腰を低くして、障害児の子供達と遊びなさいと教わりました。
向日町の養護学校を、また市の連P会長も兼務しましたので、連Pでは精華町の養護学校の見学を計画し、多くの参加をいただいて実施できました。
狭くなった綾部共同作業所の建設と法人化を目指して、準備委員会が設置されることとなり、委員長の渡邊泰人氏の来社を受け、委員の就任を依頼されました。初委員会に出席しましたが、病気で渡邊泰人氏は欠席され、2回目の委員会も欠席されたまま故人となられてしまいました。私は故人の意志を伺ったままで、一度もその後話すこともなく、人からものを頼まれる最後の機会に立ち会えたのだと、厳粛に受けとめている次第です。
現在は、作業所の監事をしていますが、福祉法人も今日では、監査報告に加え、監事意見書を独自に京都府等の監督官庁へ提出を要請される時代となりました。
追記:その時の綾小PTAのスタッフは、この初代障害部長に現市民新聞記者の塩見洋子、同和部長は、現市会議長の鹿子木旦夫、ひこばえ部長は、たんたん文庫お話のおばさんの小谷小夜子、企画委員長は、現商工会議所専務理事の梅原陽介、副会長は、コ−ラスすみれで活躍されている上田初美(いずれも敬称略)などのメンバ−で素晴らしい出会がありました。
高校三原則で厳しかった、京都の教育行政が変わり、綾高に2、3類の課程ができるのをきっかけに、第2体育館の設置陳情に藤原校長と京都府庁に行きました。
知事選に出馬される直前の荒巻禎一副知事にお出会いでき、府教委より北部教育振興の施設として府議会に上程されれば、確実とのご返事をいただきました。
四方八洲男氏が綾高PTA会長の時に体育館が竣工しました。綾中創立50周年の同窓会実行委員会でも、本部委員として、四方八洲男同窓会長に協力しました。
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例会スピ−チ 99年2月26日
親睦例会 ゲスト:城崎勝平綾部高校教諭
「園芸について」
大雪の夜のコンサ−ト
大阪から疎開してきた関係から、ドストエ−フスキィの「罪と罰」が小学生時代の私の愛読書だった話を、以前の例会でしましたが、音楽の方はラヴェル作曲の「ボレロ」でした。あの終わりのない様な繰り返しの、でも変化に富んだ曲を、たった1枚しかないLP版?のレコ−ドで飽きもせず聴いていました。
私は耳が悪いので、自分の声の音程が判らない全くの音痴ですが、大のクラシック音楽のファンです。今は忘れましたが、ステレオの名曲集に凝っていて、チャイコフスキ−の「悲愴」やガ−シュウィンの「ラブソディ・イン・ブル−」など好きですが、シンフォニィもピアノ協奏曲もバイオリン協奏曲も何でも来いで、聴きまくっていたものです。
福井クラブの方に聞くと今は無くなったそうですが、福井県庁の近くに祇園?神社があり、縁日ともなれば、屋台が並び、見せ物や、木下大サ−カスなどで賑わったものです。そこをぶらついていると、ヨハン・シュトラウスのワルツ「美しき青きドナウ」の曲が聴こえて、見ると水曜会と書いてあり、入るとステレオの下に、水色のシ−ツを扇風機で翻した演出がしてありました。
いまは周囲の立派なビルに押されて、見る影もありませんが、当時は大きく感じられた福井繊維会館があり、「労音」が開催されて毎月聞きに行きました。当時の地方都市では「労音」だけが、内外の演奏家による、生のクラシックの名曲を聴ける唯一の機会でした。
富山の不二越では、独身寮に入りましたが、自分で巨大スピ−カ−を設計製作して聴いているマニアもいました。六畳の個室のかなりの部分を占めており、寝るときはどうするのかという感じでした。現在立て替え中ですが、富山市民会館で開催される「労音」に、先輩達や仲間と連れだって出かけるのが常でした。
サンパチ豪雪という言葉を覚えていますか。昭和38年は豪雪に見舞われ、不二越ののこぎり屋根の雪下ろしを総出でやりました。雪を切り出す人、トタン板に綱をつけて降ろす人、降ろしても周りは2階に届く程の雪の中でした。
その夜は「労音」が開催され、バスは勿論なく、大変な雪道をてくてく歩いて市民会館にたどりつきました。集まった人が少なく、イ・ムジチ室内楽団の演奏する、ヴィヴァルディ作曲の協奏曲「四季」を、緞帳をおろしたステ−ジの中で聴きました。欧州の王侯の聴いたという、室内楽そのものの雰囲気でした。
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余話: 990308:寡父母家庭新入生励ます会に出席のため、
ロ−タリ−の森アフタ−ケア例会を欠席
空き缶の見る夢
4年前になりますが、空き缶ポイ捨て防止大作戦という事業を、ロ−タリアン、ロ−タ−・アクタ−、作業所の仲間の皆様にお世話になりました。
社会奉仕委員会として例年の活動に加え、障害者福祉の取り組みとして、綾部作業所の参観とグランドゴルフ交歓会を計画していました。ところが早朝清掃の空き缶拾いなどをやっている内に、たしかに街は一時は綺麗になるが、問題は空き缶を捨てる人自身が、回収作業に関わっていないことだと思いました。
10月頃ですか、地区の環境保全委員の指名が綾部クラブにあり、社会奉仕委員長の私に出向せよとのことです。これは何かしておかなければと思いました。
その時に鉄工組合の関係で、コンピュ−タ−NETを構築する研修会があり出席すると、府のカウンセラ−をされている、田崎央氏が講師でした。驚いて地区の次年度環境保全委員長ではとお尋ねすると、綾部理想都の代表でもあり、さらに工業団地に建設中の本田味噌の本田茂PGが諮問委員だと云うことでした。
ちょうど会社のゴミを入れている、ボ−ル函製のドラム缶タイプの廃材容器がありましたので2個用意し、ロ−タ−・アクタ−と作業所の仲間に絵を描いていただき、活動のシンボルとしました。絵は@ポイ捨てされた空き缶が、自然を汚し花や虫をいじめているA集められた空き缶は、リサイクルで新しい資源として生まれ変わるB空き缶を主題にした一坪花壇で、花と子供達に囲まれている・・の3場面でした。
伴仲博司会長にもアドバイスをいただき、5回の早朝清掃、ロ−タリ−の森ケア、鮭の稚魚放流、作業所の訪問例会、一坪花壇など活動全部に、この容器をシンボルとして持って回り演出に使い、周辺の空き缶の回収を行いました。
特にひどいと思いましたのは、鮭の稚魚を放流をする、花壇公園の対岸を草刈りして準備したときです。白瀬橋の上から捨てられた空き缶、空き瓶、ふとんの類まで散在し、回転草刈り機も使えない様子でした。水の中の物は流されますが、岸辺や橋詰めまで由良川の流れの大部分は陸地で、捨てられた、ごみの量にぞっとしました。峠の上など空き缶ポイ捨て凶悪地帯を清掃する方が、PR効果があると思います。
作業所の空き缶プレスの処理などを見学した例会では、私の不二越時代の堀野正美先輩がアルミ缶リサイクル協会の専務理事をしており、ポスタ−やリサイクル資料を提供してもらい、卓話や展示に利用しました。
この大作戦の最後の展開は、由良川花壇公園祭りの参加でした。プレスした空き缶の板、空き缶で立体的な面を構成し、仲間がアルミ缶で作ったみこし(祭り=平和)/ハ−ト=愛/太陽=希望/みつば=みどり/星・百武彗星=願いを、空き缶と、色とりどりの花で表現。障害者の仲間に製作をお願いしました。
創った一坪花壇「空き缶の見る夢」で市民に、「綾部の美しい自然を守りましょう」のアピ−ルをした活動となりました。
この事業は、諮問委員の坂部慶男PGに夢があると褒められ、地区の環境保全委員会表彰を受けることができました。表彰盾は、最終例会に届きました。
表彰は、簡単に貰えるものだと思っていましたが、地区委員になってから、膨大な資料の持ち回りの審査会があり、三国RCの油回収と、京都中RCの子供対象の自然学習活動の2クラブの受賞であったことから、かなり意義のあるものだと、後になって知りました。
ロ−タ−・アクトとの合同早朝清掃などは、例年行事ですが、この様に個々の活動を連携させることで、障害者問題と環境問題を同時に取り組み、進行させることができました。コスト・パフォ−マンスを考えると、殆ど費用のかかっていない事業活動ですが、地区表彰を受ける事ができました。
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例会