中津灰(古屋山)睦寄(746.13m) 大みずめ 上林峠  市境三角点と峠   あやべ 里山散策  四つ尾山の四季
 先週の鳩ケ峯・菅の坂登頂では、、帰路にル−ト間違いをして、北側の妻谷尾林道に降りてしまい、登り直して菅の坂に出て、ふじもと様のレポ−トにある、松の根本の「ミニ石仏」を見逃し、天国のような下り道を少し降りながら、GPSの設定間違いで登り直し、国境尾根を右往左往したあげく、強引に谷下りで無事生還した。
 翌日、若丹国境尾根に残された△妻谷尾の登山ル−ト調査と、古屋62番電柱から、上林峠経由で、中津灰登山コ−スの調査に行った。掲示板に、ふじもと様から、次はどこの質問があり、答えてこの下見を記載したところ、「大みずめ」コ−スが涼しいので、ご夫婦でご案内いただけることになった。
 早速天気予報を見てお願いした。8時半に古屋入り口の「かんばやし・の」に着くと間もなく舞鶴から、ふじもと様ご夫婦が着かれた。昨日調べた近畿自然歩道入り口側に駐車。もう1台で少し先の大みずめ登山口に移動して駐車した。草壁川への急な下りは、植林地で暗い中に細い丸太で段がしっかり付けられていた。木橋を渡り、砂防堰堤を右に見ながら山道を谷沿いに横切り登っていく、しっかりした山道で、徹底的に谷には木橋が架けられ、急なところには、段が付けられている。渓流があり、滝も見られ楽しめる。咲きかけの唐松草の名前や、まだ青い山芍薬の実を教えていただく。
 どんどん高度を稼ぐ登りで息が切れてくる。ふじもと様ご夫婦は、余裕綽々たる登りで感心する。遅れがちの私に気を遣ってペ−スを落としていただき、その上少し休ませていただく。みずめの若木があり、樹皮を少し取って、サロメチ−ルの匂いがするよと教えていただく。
 いよいよ登りも急になり、もう稜線尾根に近い。綾部市の松本助役など大勢の方が参加された行事があったとのことで、ここまでよく登られたと感心する。谷の行き止まりに「大みずめ」が青々とした葉を茂らせて聳えていた。京都名木百選で日本一のみづめが枯れかかっているので、そうなると日本一のみずめだと云うことである。
 地面から一米ほどに太い切断された木輪があり、その下にも切断面がある。谷の下方向の幹だけが生き残っている様だ。この木輪に座った写真をふじもと様に撮っていただいた。 稜線まで少し藪こぎで上がる。すぐ植林した松林に入り歩きやすくなった。主稜に入ると気持ちの良い素晴らしい自然林になり、涼しい中を中津灰の頂上三角点に到達した。
 頂上からの下りは、歩いて来た主稜と直角に曲がり、真っ直ぐに通る下り道をどんどん降りていく。向かいの山を横切る林道が見え、工事の音がしている。大栗方面に向かう林道のようだ。上林峠への山道に出ると近畿自然歩道の標柱、木から鎖で吊られた表示板があった。
 峠からの下りもかなり急勾配だが、良く整備されている。熊に注意の看板もあった。こちらから登るのは、ほぼ真っ直ぐな急坂なので、大みずめコ−スの方が葛籠折れ坂で楽だと思った。途中に分岐があり、昨日見た田圃跡から支尾根に直接登るコ−スであった。 近畿自然歩道をそのまま降りたが、谷まで降りると道が荒れており、昨日の調査点に辿り着いた。 GPS軌跡ログはこちら。
 帰りに「かんばやし・の」に寄り、手打ち蕎麦を食べながら、大栗など山情報をふじもと様から伺った。
府道から階段を下りる 草壁川を渡る 砂防堤横を行く 唐松草
谷には木橋が 渓流と滝が至る所に ヤマシャクヤクの実 綾部名木100選 カツラ
連続の滝が見える 滝の瀑布 青々と茂る「大みずめ」 切られた年輪
年輪に腰かけて これは何(主稜) 気持ちよい主稜を行く 標石(点名:睦寄)
中津灰頂上 真っ直ぐの下り坂 自然林をどんどん降りる 上林峠:長老ケ岳を訪ねる道
おお恐わ! 大栗への林道工事中か 展望 気持ちよく降りていく
谷沿いの道へ 自然歩道標識 田圃の石垣・支尾根へ 看板も
草壁川板橋 川から府道への登り坂 近畿自然歩道市町境 関電古屋62電柱
 GPSの軌跡ログ
 衛星信号ロスおよびミスのため、軌跡の取れなかったところ、軌跡の逸脱したところがあります。
 地図書き込み訂正:大みずき→「大みずめ」です。