新登尾峠・中断の峠道                あやべ里山 散策 四つ尾山の四季へ

 松尾さまのご投稿で、登山と云うより健脚向きコ−ス、もう4回も登られたとあり、早速出かけた。
2.5万地図で金河内町から内久井町に入ると、犀川沿いに走る府道の道路幅が狭まり、更に北から南に下がる地点で1本線(林道?)になる。市境の△久田美は、この北に上がり詰める地点が直下のようである。少し南に下がった林道はまた北に向かい、ダムが見える。点の記では、このダムの東方100mの地点から北方に登ると△登尾があるとのことで、登山口を探しながら行くと、曲がり角の広くなったところに作業小屋が建てられ、4人の方が食事をしておられた。
 話をするが少し噛み合わない。この道は登尾峠に通じ大型バスでも回転出来る空き地もあるとのこと。ともかく走ってみることとした。道も広く桜の咲く広場に着く。道は三叉路になっているので車を置き車道を左に登った。登尾峠までの距離は次第に縮まるが、キャンプが出来そうな丸太のベンチが並ぶ広場を過ぎると、逆に遠ざかり始めた。そして少し行くと、「ギャッ、何・コレ・道が中断!」
 市境の登尾峠は、丸太ベンチの広場の深い谷向こうの稜線にあるようだ。とてもじゃないがこの谷を降りては行けそうもない。
 帰りがけると女性が、軽自動車で上がっておられ、桜の手入れをされていた。奥山・登尾峠に桜を育てる会の方で、今年「江戸彼岸」を道沿いに植えられた由。日当たりが良いので来年の花見を楽しみにしておられた。
<あやべ健康ウォ−キングモデルコ−ス>志賀郷奥山ぬた場コ−スを歩く会の「奥山・お花見・ウォ−キング」のパンフレットを貰った。4月18日(日)9:30二俣口集合
 ここが登尾峠だが、舞鶴市城屋に通じる道路の開通は、工事中断で見通しがないとのこと。
 5月に「旧登尾峠を歩く集い」があるとのことで、催しの案内書の回送を依頼した。登り口を探しながら下ったが市境の旧登尾峠に渡るル−トも定かにならず、現在幻の峠道のようである。
 帰りに再度4人の山仕事中の方に出会い、踏み跡がある程度のここから△登尾に上がり往復した方が良さそうだとして、尾根道などの様子を聞いたが、稜線の通り具合は分からず仕舞いであった。△瀬戸も登尾峠から往復する予定を再考慮して、麓の八代町から登る方が良いのか、尾根道の通り具合にかかっている。
山村林業構造改善事業 複層林モデル林 車道 大型バスも回転可能
左に新登尾峠 三叉路で右にも林道 こちらも広い車道 丸太のベンチがある