青葉山(若狭富士) 松尾寺   teihai オフ会 初参加記     あやべ 里山散策  四つ尾山の四季

 頭巾山山開きに続き、明日の弥仙山三社祭を前にGWの1日を、かねてから交流の島田YOSHIZUMI、ふじもと様の掲示板で、青葉山teihai オフが話題になっているのを知り、所用(胡麻峠・三国岳登山、丹の国介護に母の見舞い、胡瓜・トマトの支柱、急連絡の通夜)を何とか片づけて参加することとした。
 やまご様主催と云うことだが、集合時間、場所が分からず、やまあそ様の掲示板で参加のお伺いをする。折り返し、やまご様に連絡したとの返事をいただく。翌朝、掲示板を開くと、やまご様からの返事あり。
 同時に、ふじもと様からも10:30分に綾部PAで落ち合う予定のメ−ル。やまあそ様から携帯電話の番号の連絡メ−ル。折り返し両者に私の携帯番号を知らせ、早めに出て松尾寺の写真を撮り、通信圏外だった場合のため、西峰で待つのメ−ルを送った。
 やまご様には、掲示板に上記の予定を投稿して出発。綾部PAに寄り、携帯の通信可能を確認。
松尾寺の駐車場は混んでいて、中段の広場に駐車。祭礼らしく屋台も出て大賑わいだった。
 偶然、平田氏に出合う。祈願者の願文を書く祐筆をされていた。七堂伽藍の配置案内板がないのでパンフレットはと聞くと、社務所でとのこと。社務所や付近の売店で尋ねるが、ないとの事であり驚いた。これだけ多数の建造物が名無しだとは? 
畑から展望 合歓の木の側の鳥居 待っていただいたグル−プ 西峰山頂の社
山頂標識 山頂からの展望
山の妖精たち 大岩の中を通過して 振り返ると西峰山頂
ピンクのイカリソウ 秘宝:ヤマシャクヤク 東峰の絶景で昼食 やまご様グル−プ(東峰)
西峰頂上へアタック 白いイカリソウ ホウチャクソウ 胡麻峠・三国岳遠望
 写真を撮り終えた所に、ふじもと様から携帯に電話が入る。買い物を済ませ今から出発とのこと。
10時前まで待って、やまあそ様に電話を入れる。何と、もっと早く出られ登山中、もう頂上間際とのこと。登って来いとのことで登山開始。高校時代から3回は登っているのに様子が変わり、道を間違え、麓をぐるりと回遊。谷に入って引き返し、畑に上がり人に聞くと、下ってから真っ直ぐに登れと云われた。
 やっと懐かしの合歓の大木のある鳥居広場に着き昔の面影を見出した。ところが金属製の梯子ありで、子供でも登れるように登山道が整備されていた。
 昨日の胡麻峠・三国岳登山は平気であったが、連続の今日は何だか体が重い。急坂を登っていると、ふじもと様から寺の公衆電話からだと連絡が入る。やまあそ様達は、とっくに頂上だと知らせると急いで追っかけるとのこと。やまあそ様にも連絡を入れ状況を知らせる。
 かなり苦しく直登でなく回り道ル−トで進む。弥仙山登山より大変だ。歩いては少し休む回数が増える。すると鈍行を追い抜く特急列車のごとく、すっと追い越される。さっきの電話からの時間では、いくら何でもと考えながら立ち止まって見つめる。少し躊躇された様子だが、そのまま登って行かれた。まるで天狗の山走りに思えた。姿が見えなくなってから今のがふじもと様だと気が付いた。
 頂上につくと皆様が待っておられた。早速、初対面の皆様と挨拶を交わす。HPや掲示板、メ−ルで交流している時に感じた通りの素晴らしい人達であった。
 自分の年齢もあり、山の猛者連の足でまといになってはと、蔭参加のつもりであったが、快く東峰への縦走も参加させていただき、皆様のジョ−クや山の話、花の名前を聞きながら楽しく歩いた。途中から、えびちゃん様も追いつかれ、地元のふじもと様は青葉山に詳しく、秘宝のヤマシャクヤクに対面させていただいた。東峰で昼食をとり引き返し、西峰で、やまご様のご一行と出会った。やまご様にも連絡のお礼を伝えた。
 下山は、今寺林道経由となり、遠慮しながらも皆様に加えていただいて下山。途中でも花の名前、オフ会の仕組み(teihai HPにオフ会専用ペ−ジが有る由)などを伺えた。林道に出ると、やまご様達の車が2台駐車されていた。昨日綾部側から登った胡麻峠・三国岳を反対の舞鶴側から見ながら歩き松尾寺に到着した。
 teihai の皆様とご一緒させていただき、初対面の素晴らしい皆様と出会え、いろいろ教えていただき、本当に有意義な楽しい1日であった。有り難うございました。
西国29番霊場松尾寺山門? 仁王像 牡丹
護摩堂? 参拝者で賑わう 鐘突堂? 松尾神社?
−9年前のRC週報の寄稿文− 鍋師悦子

合歓の花登山行
 早朝の寺山登山、静寂の中、薄紫の合歓の花がきれい。今日も一日健康を願う。ふと人声に耳を澄ますと、頭巾山のことを話されている。よく山で出会うロ−タリ−の方(註:故安村広太郎氏)で本当に元気な人だ。主人は夜更かしをして、多分まだ寝ているのだろう。日曜日はいつもテニス未亡人だと諦めているが、私も頭巾山へ行きたい。
 帰って早速、主人に話す。よく考えるとシルバ−センタ−の人に世話になった植木剪定枝の消却に、1日かかるので無理だと思いながら、末娘・有保の中学参観に行く。帰ると剪定枝を燃やしつけておいたよ、テニスも大会なので午後の表彰式に間に合えば良いように手配したとの事。夕方、次女の有香をロ−タアクトの合宿キャンプに送り出す。
 四時に起床出発の計画でお握りを作る。深夜風が強く目が醒める。主人も起きてきて、燃やしている残り火が心配だと言い、井倉へ見に行ってくれる。
結局、七時に出発する。177で京都府北部に暴風・大雨・洪水注意報発令中と知る。急遽、行き先を行程の短い青葉山に変更する。車は自由が利くので便利だと思う。有保は車に弱く今度も胃の中の物を吐いてしまう。小雨の中を松尾寺に着く。
 傘をさして、三人で登りにかかる。道が濡れており随分登山道が荒れている。マムシに注意の立て札があちこちで目につく。ロ−プの掛かっている岩場や急坂が続く。両手を使ってよじ登るが、有保は子供なのでつらそうだ。昔よく、立山連山を主人と登ったのを思い出す、もっと天気の良い時に、有保に山登りの楽しさを教えなければと思う。80分で頂上に立つ。寺山の三倍半くらいだ。晴れ間が出てきて、下からガスが上ってくる。内陸側の見晴らしが良い。遠くの連山も見える。しかし期待の内浦湾は、ガスで何も見えないまま、食事をして下山にかかる。
滑らないように下るのは大変だ。有保が悲鳴を上げている。しばらくすると慣れたのか多少ピッチが上がる。鳥居のある草むらに着く。薄紫の合歓の花がきれいだ。往復とも誰にも出会わず、三人だけの登山だった。松尾寺に帰り着き、登山日誌に記帳をする。天気が晴れた故か、寺の境内は随分賑わっている。これから登山する人も見かける。
 正午過ぎ、綾部に帰り着き、母から綾部は大雨だったと聞く。テニスの大会も来週に流れたそうな。何よりも家族が元気なのを、ありがたく思う。