久田美(368.65m)登頂失敗 快適極楽尾根から藪こぎ地獄尾根に 市境三角点 あやべ 里山散策 四つ尾山の四季
台風が舞鶴から日本海に抜けた翌日の天候回復を見て、車を内久井に走らせた。 登尾峠・奥山ぬた場の登山口にあたる二俣口に「向日市民の森」の新しい看板が建てられていた。 向日市長 久嶋 務書、京都府国保団体連合会とあった。来年に向日市の市民を迎えて行われる「向日市・綾部市友好交流ウォ−キング」の準備が進んでいるようである。 ふるさとの森休憩所に車を止めて、すぐそばの△登尾登山に使った「大目立」と並ぶ「小目立」から登る。府道H490ア060終点の標識があり、雑草が綺麗に刈り取られている。 ところが関電巡視路の山道取り付きは、腰まで伸びた雑草で、ステッキを地面まで差し込んで、地面があるのを確かめながら1歩1歩登る。すぐに林間に入る直前に、足下にマムシが転がり出てびっくりした。 林間は、かなりの急登で倒木もあるが、まずまずの登山道で植林から尾根近くで雑木林に変わる。途中上を見ると送電線が空を渡っていた。 尾根道に直角に飛び出した。関電の巡視路標識と、樹脂製の黄色の市境界杭が立っている。すぐ西に鉄塔が建ち、開けているので奥山ぬた場一帯、新登尾峠林道、舞鶴方面、海も広がっている。北東には青葉山の双耳峰が見える。素晴らしい展望が楽しめた。△登尾→登尾峠までこの尾根伝いで僅かの距離である。 △久田美方面(西)へ尾根を辿る。軽自動車が走れる幅が充分にある、雑木林の尾根道で、快適な極楽尾根である。久田美までこれなら楽勝と考える。 ところが、p378手前の杉林で90度曲がる地点で、関電巡視路の標識が立ち、道は北に向かっている。周りは倒木で大きな、水溜が出来ている。久田美へは雑木の藪の中の道を探しながら登る。藪の中に木製の黄色い境界杭が立っている。藪を掻き分けながら、定かではない尾根道を探しながら辿る。ここまでで尾根約500m、あと久田美まで850mもあり、この藪こぎではとてもの感じで断念する。快適極楽尾根から藪こぎ地獄尾根への急転であった。 △久田美へは、内久井の府道からの支尾根直登コ−スか、西にあったという久田美峠からの尾根道縦走を再度トライすることとした。 |
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向日市民の森 | 小立目 感電巡視路口 | 腰まで茂る草を掻き分けて | 斎川ダムが眼下に |
急登の巡視路 | 尾根に出た 標識 | 鉄塔が目の前に(東) | 見上げる |
新登尾峠への林道 | 奥山ぬた場が一望に | 舞鶴に渡る送電線 | 山の向こうに海が光る |
青葉山の双耳峰遠望 | 樹脂製の市境杭 | 雑木林の快適極楽林道 | 軽自動車の幅以上の広さ |
倒木で水溜まりが | p378へは道を探して | 雑木の中の木製市境杭 | かなりの藪こぎ地獄尾根 |
p378手前の南へ90度進路変更で、快適な極楽尾根とお別れ。 藪こぎの地獄尾根になりました。 この関電標識の立つ地点で、関電巡視路(尾根)は、市境界尾根から離れ北へ向かっていました。 多分、小立目の尾根上の鉄塔から谷をまたぎ北に延びる、次の鉄塔の建つ尾根に迂回する巡視ル−トだと思います。 p378を越し少し藪こぎを頑張って見ましたが、かなり難儀なので断念しました。 鉄塔からここまで尾根道は、約500m、残り△久田美まで850mあります。 赤い太線が歩いた軌跡ログです。 |