△小西(184.29m)市境三角点 袋峠 あやべの里山散策 四つ尾山の四季へ
入手した地図つきのGPSの本番初使用を兼ねて、市境の三角点△小西に登った。 小畑街道を舞鶴高速道路に沿う「押し谷」に入ると、茶畑が段をなす「下の池」があり堤防に△鴨垣があった。 さらに谷を詰めると「袋池」があり、潜んでいた鴨やなべ鶴?が多数バタバタと次々に飛び立っていった。樹林に入るとGPSは信号ロス状態となり、全く頼りにならない。 「袋峠」経由で稜線に出るル−ト・ナビを設定していたが、山道通りに行くと、ウェイポイントの袋峠をとばした稜線に上がってしまっていた。 福知山の報恩寺へ抜ける袋峠だが、天々宇知栗さまのHPでは、空山への縦走路もありいずれ行ってみようと思う。 稜線ではGPSが動き、△小西は少し行き過ぎてから、距離が開くので戻り見つけた。 これで綾部を取り巻く市境の山々の南側:−鉢伏山−△奥山−由良川−△三郡山−△蛇ケ谷−△中ノ谷−質山峠−△上殿−△長宮−長宮峠−木ノ芽峠−△高嶽−由良川−△小西−△空山−の内、三和境の蛇ケ谷、中ノ谷の2点が未登で残った、 前に△須知山ル−トをトライし、凄い藪のため断念したが、今回高名な「やまあそ」様のご投稿で、MTB(自転車)で3回に分け、立木−△三郡山−△蛇ケ谷−△中ノ谷−△須知山−野田を踏破されたHPのご紹介を頂いたので、これを参考に和木から残りの2点踏破をトライしてみようと準備中である。かなりの難コ−スの由、GPSがうまく働けば良いのだが・・。 |
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三角点:鴨垣 | 下の池の堤防に | △小西を写す下池 | 茶畑が広がる |
袋池堤防と△小西 | 鴨が潜む袋池 | 稜線は明るい | 三角点:小西 |
袋峠 地元の人に袋峠の名前を教わった。 福知山の報恩寺(ほうじ)に行く、小西からの一般ル−トで以前は良く使われていたと聞く。 鍛冶屋からの峠も近くにあり、小畑六左衛門が「ぼたもち」の伝承民話を、報恩寺の嫁の実家からの帰りに残したのもこのル−トだったのかも知れない。 犀川を下り由良川を下る川回りを船で行ったのだろうかと想像をたくましくする。 綾部の文化財を守る会の四方事務局長に調べていただいた結果、次が判明した。 「鍛治屋町在住で郷土史講座幹事、守る会常任幹事の塩見次郎氏曰く、小畑六左衛門は「鍛治屋町の三坂峠(さんさかとうげ)を歩いて越え、私市の報恩寺の嫁の家に行った」そうです。2008.01.19 小畑六左衛門翁之碑 「ポイの餅」 ある日報恩寺(ほうじ)の嫁の里へ行った時「ぼたもち」をごちそうになった。六左衛門はあまりにおいしかったので家でも作ってもらおうと思って「この食べものは何か」と尋ねると「ぼたもちや」と教えてもろうた。 忘れんように帰ろうと思って「ぼたもちぼたもち」ととなえながら帰ったそうな。途中で川があったので「ぽい」ととんでわたった。そのひょうしに忘れてしもうた六左衛門「はてな?」ああそうそう「ポイのもちだったわい」と思い出し「ポイのもち〜〜」と家に帰りついた。 嫁さんに「ポイのもち作れ」と大声でいった。嫁さんは何のことかさっぱりわかりません。仕方なく「ポイのもちは作れんが、ぼたもちならできる」と「ぼたもち」をさし出すと、六左衛門は「そうだこのもちだ」といって大きな口をあけてパクパク食ったそうな。 |